1日どのくらい散歩させれば良い?適度な回数や時間は

散歩は犬にとっても飼い主にとっても最高のひとときです。人間が外に出て気分転換をしたり、SNSなどで交流を楽しむように、犬も散歩で気分転換したり、飼い主や他の犬とのコミュニケーションを楽しんでいます。今回の記事では犬の散歩の回数と時間、散歩に適した時間帯、寒い冬や暑い夏の散歩の方法などについて解説します。

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1日どのくらい散歩させれば良い?適度な回数や時間は
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基本は毎日。でもどうしてもいけない時は?お散歩の頻度

散歩は運動のほかに、縄張りチェックなど犬本来の欲求を満たす目的もあるため、犬の大きさや年齢にかかわらず毎日連れて行くのが基本です。
もちろん、どうしても時間がない時もありますし、飼い主が体調不良の時や、台風や降雪など悪天候の場合は無理をする必要はありません。
飼い主と犬のお互いがリラックスして楽しめるのが理想的な散歩です。

犬の体型、年齢、性格に関係あり!散歩の時間(長さ)を見極めよう

基本になる散歩の目安時間は「1日2回、1回30分」です。
これを基準としながら、犬種、体の大きさ、犬の年齢、その犬の個性などによって散歩の時間や距離を調整します。

小型犬の場合

特に日本で人気があるのが10kg以下の小型犬

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犬には成犬の体重が3kgに満たない超小型のチワワから、成犬で90kg前後にもなるセント・バーナードまで多くの犬種があります。
特に日本で人気があるのが成犬時の体重が10kg以下の小型犬で、チワワ、トイ・プードル、ポメラニアン、柴、シー・ズー、マルチーズなどをよく見かけます。
小型犬の場合は室内遊びで運動量が満たせるから散歩は不要と考える人もいますが、縄張りチェックや探索の欲求を室内運動で満たすことはできません。
また社会性を身につけさせるためにも散歩は必要です。

犬種や年齢によっても運動量は変わり、小型犬でもジャック・ラッセル・テリアなど、大型犬並みの運動量を求める活発な犬種もいれば、1日30分程度でも疲れてしまう子犬やシニア犬などの体力のない犬もいます。
ドッグカートなども併用して、その犬に合った時間と距離の散歩に行きましょう。
小型犬は骨折、脱臼しやすい犬種も多く、ケガには注意が必要です。
階段の段差などに気を配り、危険な場所には近づかないようにしましょう。

中型犬の場合

ウェルシュ・コーギー・ペンブローク、アメリカン・コッカースパニエル、ビーグル、フレンチ・ブルドッグなど成犬の体重が10kg~25kg程度の犬が中型犬と呼ばれています。
もともと猟犬や牧羊犬として働いていた犬種が多く、運動好きで走ることが好きな犬がたくさんいます。
中型犬の場合は1日2回、1回30分程度を目安に、犬の様子を見ながら増減しましょう。
運動量が足りない場合は、ドッグランで思い切り走らせるなどの方法もあります。

大型犬の場合

成犬の体重が25kg以上になる犬が大型犬です。
ゴールデン・レトリーバー、ラブラドール・レトリーバー、バーニーズ・マウンテン・ドッグ、シベリアン・ハスキーなどが該当します。
室内飼育の大型犬は特に運動不足になりがちです。1日2回、1回30分~60分程度の散歩を心がけましょう。
ただ、大型犬は股関節形成不全を発症して歩行に支障を来す犬も多く、これは遺伝的要因に加えて幼少時の過度な運動も原因とされています。
特に関節が安定する生後60日ぐらいまでは無理な運動をさせないようにしましょう。
また、食後の胃捻転も大型犬に多い疾患です。念のため、食後の散歩は控えてあげてください。

散歩に連れ出す時間帯はどう選べば良い?

散歩に連れ出す時間帯は?

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犬は、本来、朝夕の薄暗い時間帯に活動する動物なので、散歩も朝方や夕方に行うのが最も自然なスタイルです。
しかし毎日同じ時刻に出掛けていると、時間帯がずれた時に犬がストレスを感じることもあります。タイミングは毎日同じでなくても構いません。
また、散歩の時間は1時間まとめて行くよりも30分を2回行うなど回数を増やしたほうが、犬の気分転換にもつながり効果的です。
コースを日によって変えるのもよい刺激になります。
犬種にもよりますが、犬は寒さには比較的強く、暑さには弱い傾向があります。
季節によって散歩の時間帯を変えるとよいでしょう。

①春や秋

春と秋の散歩は最も過ごしやすい

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最も過ごしやすく、どのタイミングで散歩に出掛けても大きな問題が出にくい季節です。
愛犬とともに大いにリフレッシュして楽しみましょう。

②夏

夏の日中の散歩は厳禁です。熱中症のおそれもありますし、アスファルト舗装の表面は約65℃まで上昇するため、犬も足裏の肉球を火傷してしまいます。
朝は早朝の太陽が昇り切らない時間帯に散歩を行い、夕方は日が暮れて路面の温度が下がってから出掛けます。
手の甲を路面に当ててみて、5秒間待っても熱くないようなら散歩に出掛けても大丈夫です。

③冬

氷点下になる地域では凍りついた路面で足先が傷つくこともあります。
なるべく暖かい時間帯を選んで散歩するとよいでしょう。
短毛で寒さに弱い犬種は、散歩の時に防寒着を着せるのもよいでしょう。

まとめ

散歩は飼い主とコミュニケーションをとる大切な時間

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犬にとって散歩は縄張りチェックなどの本能を満たしたり、飼い主とコミュニケーションをとったりする大切な時間ですから、本来は毎日行くのが理想です。
散歩に出掛ける時にはウンチ袋、水入りボトル、ウェットティッシュ、おもちゃ、お気に入りのおやつなどを持参しましょう。
四季の移り変わりを感じながら愛犬とコミュニケーションを育む散歩は楽しいひとときです。
ぜひ、あなたも愛犬との散歩を存分に楽しんでください。

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