【ドックトレーナー監修】チワワの散歩の役割や必要な運動量、注意点について

犬の中でもとりわけ人気が高い犬種のひとつがチワワです。しかし、小型犬の中でも特に体が小さいため、実際に飼うとなるとどれくらいの散歩が適切なのか迷ってしまいます。そこで、ここではチワワの特徴や散歩の役割、準備や注意点などをまとめました。

【ドックトレーナー監修】チワワの散歩の役割や必要な運動量、注意点について
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チワワの特徴

チワワの特徴

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体重は約2kg前後と、超小型犬に分類される華奢な体型がチワワの一番の特徴でしょう。
丸みのあるアップルドームと呼ばれる大きな頭が可愛い犬です。

この小さく可愛らしい見た目とは裏腹に、ときには自分よりも大きな犬に立ち向かうほどの勇猛果敢な性格を持ち合わせているのも魅力のひとつです。

しかしチワワは、他の犬種に比べると身体が小さいため、見知らぬ人や犬に対して不安や恐怖心を感じやすい傾向があります。そのため自分の身を守ろうとして、ときには知らない人や自分よりも大きな犬に立ち向かい、吠えてしまうことがあります。
不安や恐怖心を感じやすいチワワを飼う際には、安心して生活できるような対応や接し方を飼い主さんが心がける必要があります。

チワワにとっての散歩の役割

チワワにとっての散歩の役割

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体が小さく運動量が少ない犬種と思われがちですが、小型犬の中でも意外と活動性の高い犬種です。

小さいからといって散歩に連れていかず室内のみで飼育してしまうと、運動不足によって大きなストレスを感じ、過剰に吠えるようになってしまうこともあります。

また、犬の散歩には運動をさせる以外にもいろいろな役割があります。

散歩の役割のひとつが犬の気分転換です。

人も、毎日同じ空間で代り映えのしない生活を送っているとストレスを感じますよね。犬も同じなのです。犬は自分の意志で外出したり生活環境を変えることはできないため、単調な生活で感じるストレスを発散したり、様々な刺激を受けて気分転換させるためにも、できる限り毎日家の外に散歩に出かけるようにしましょう。

また、警戒心が強く恐怖や不安を感じやすいチワワにとって、散歩は社会化としての大きな役割も担っています。外にまったく出さず、部屋の中だけで過ごしてしまうと様々な環境や刺激に慣れることができず、多くのストレスを感じるようになるので、外へ散歩に連れていっていろいろなものに慣らすようにしましょう。

チワワの散歩の回数や注意点!

チワワの散歩の注意点

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散歩の基本は「1日に2回、30分」といわれますが、犬の散歩は運動だけが目的ではないため、時間や頻度の目安はそれぞれの飼育環境やライフスタイル、愛犬の様子によって異なってきます。
散歩に出かけていても、日中のお留守番の時間が長すぎてしまえばストレスはたまり、ひとりぼっちで留守番している犬であればより不安になります。
また散歩の時間が、日が昇る前や沈んだ後の暗い時間ばかりだと、様々な環境や刺激に慣れることができず社会化が滞る可能性も。

毎日の散歩はできる限り、明るい時間に出かけるようにしましょう。
また、雨の日など散歩に行けない日は、おもちゃなどを使ってたくさん遊んであげるなど、室内でも発散できる方法を工夫してみましょう。

運動のためだからと言って長時間や長距離、大きな負担がかかる過度な散歩は避けるようにしましょう。
チワワは超がつくほどの小型犬なので、体も繊細です。骨や関節も小さく、他の犬種に比べるとあまり強くありません。

長い階段を上ったり、ひたすら坂を登ったりするような散歩コースは、骨や関節に負担がかかるため避けましょう。

また、クリクリとしたチワワの大きな目は、異物が混入しやすく傷つきやすいというリスクもあります。

散歩中に草むらへ入りたがるようであれば、目の怪我に気をつけてあげましょう。先のとがった草や木の枝などで目を傷つけてしまうおそれがありますし、角膜炎などの病気になることも考えられます。

ほかにも、真夏の暑い日はアスファルトが熱で高温になることがあるため、なるべく早朝や夜など、気温が低く日差しが弱い時間帯を選んで散歩をしましょう。
メキシコ原産のチワワは寒さに弱いため、真冬の寒い日の散歩も注意が必要です。

冬になりあまりにも寒いときは室内で遊ぶ、洋服を着させる、日の当たる場所を選んで散歩するなどの対策が必要でしょう。

もちろん、暑さ寒さが厳しい日は、無理に散歩へ出かける必要はありません。

チワワの散歩に行く前に準備すること。いつから散歩に行って良いの?

チワワの散歩に行く前に準備すること

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チワワを家に迎えたからといって、すぐに散歩へ行ってよいわけではありません。

散歩に行く前に、しっかりと準備を整えておきましょう。

まず必要なのは予防注射です。狂犬病の予防接種はもちろん、複数の病気を予防することができる混合ワクチンの接種も必要です。
子犬の頃は、3回の混合ワクチンの接種が必要となりますが、ワクチンの接種が終わるまで散歩に連れていかないと、社会化不足になってしまう可能性もあります。


ワクチン接種が終わっていない場合は、キャリーバッグやスリングなどに入れた状態で、直接地面を歩かせることや他の犬と接触させることを避けながら、外の環境に慣らすようにしてください。

また、子犬は外へ連れ出したとしても怖がって歩いてくれないことがあります。

愛犬が外を歩くのを怖がったら、最初のうちは抱っこして外に出る、庭で散歩してみる、大好きなご褒美をあげながら歩くなどの方法を試してみましょう。

リードハーネス、首輪を嫌がる子もいるので、散歩デビューする前に初めての道具に慣らしておくことも大切です。
前述のとおり、チワワは警戒心が強く神経質な面もあるので、散歩に出かけたからといってすぐに上手に歩くことができないかもしれませんが、焦らずに少しずつ外に慣らしていってください。
しつけというと「おすわり」や「フセ」などを思い浮かべる方もいると思いますが、「おすわり」や「フセ」以外にも行っておくべきしつけはたくさんあります。
特に、子犬の時期は短くあっという間に過ぎてしまうため、どんなしつけをすれば良いのか事前に知識を深めておく必要があります。

まとめ

まとめ

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チワワにとってのお散歩は運動だけが目的でなく、気分転換やストレス解消、社会性を養うといった目的があります。

その子に応じた適切な散歩を心がけて、毎日安心して楽しく暮らせるように飼い主さんが配慮してあげましょう。

また、当サイトでは他の犬種に関する散歩の目安などもご紹介しています。

ぜひチェックしてみてください。

監修者情報

鹿野 正顕(学術博士)

鹿野 正顕(学術博士)

・学歴(大学・院、学部、専門分野) 麻布大学大学院 獣医学研究科 博士後期課程修了  専攻:人と動物の関係学、犬の行動学 麻布大学介在動物学研究室(旧 動物人間関係学研究室)にて、人と犬の関係、特に犬の問題行動やトレーニングの研究を行い、人と犬の関係学の分野で日本初の博士号を取得。 ・資格 CPDT-KA(Certified Professional Dog Trainer - Knowledge Assessed) (世界最大家庭犬トレーナー資格) ・職業 スタディ・ドッグ・スクール® 代表 株式会社 Animal Life Solutions(ALS) 代表取締役社長 ・所属団体、学会 日本ペットドッグトレーナーズ協会(JAPDT) 理事長 動物介在教育療法学会(ASAET) 理事 ・受賞歴 平成16年度さがみはら青年アントレプレナービジネスコンテスト 優秀賞 ・著書 ◆ 「犬の行動学入門」 監修:森 裕司 著:鹿野 正顕/中村 広基    ◆ 「アニマルセラピー入門」   編集:NPO法人 ひとと動物のかかわり研究会 監修:太田 光明 ◆ DVD「子犬と暮らす前に 準備と選び方」   ◆ DVD「子犬を家に迎えたら 飼い方・しつけ方」 販売元:アイディーマグネテック株式会社 監修:鹿野 正顕 ◆ 建築知識 創刊60周年記念出版「犬のための家づくり」 発行:エクスナレッジ ◆Oral tyrosine changed the responses to commands in German shepherds and Labrador retrievers but not in toy poodles   Masaaki Kano,Hidehiko Uchiyama,Mitsuaki Ohta,Nobuyo Ohtani (2015) ◆ 応急仮設住宅における人とペットが共棲する住環境に関する音響特性評価 浅見 樹里, 田村 雅紀, 金巻 とも子, 鹿野 正顕, 長谷川 成志 ジャーナル:工学院大学総合研究所・都市減災研究センター (Research Center for Urban Disaster Mitigation: UDM) 研究報告書 (平成25年度) ・職業上でのペットとの関わり ドッグトレーナーとして飼い主指導 獣医師、ドッグトレーナーなどの専門家に対する犬の行動・しつけ・トレーニング等の教育 学校機関での専門家の育成 メディアを通した情報発信 企業に対するペット関連コンサルタント ・飼っている動物 スタンダード・プードル(♀:柔、11歳) ・ペット歴 犬:Mix(4匹)、ミニチュアシュナウザー(1匹)、ジャーマンシェパード(1匹) スタンダード・プードル(1匹) ネコ:2匹 シマリス:2匹 ウサギ:1羽 セキセイインコ:5羽 ・ポリシー(ペットに関する) 動物の習性を客観的に理解し、人と動物互いのバランスを保った共生を追求する ・エピソード(ペットに関する) 畜産を兼業していた農家出身の両親は、ともに動物が好きだったことから、よく捨てられた犬を拾ってきて家で飼っていました。そのため、私は幼少のころから常に犬と一緒の生活を送り、鍵っ子だった私の寂しい気持ちを犬はいつも癒してくれ支えとなってくれました。  当時の犬の飼い方は今とは全く異なり、犬は外で飼うのは当たり前で予防接種をしたり動物病院に連れていくこともあまり一般的ではありませんでした。特に私の父親は、戦後間もない、物のない時代で生まれ育ったため、動物にお金をかける意識が低く、予防接種や病気の治療なども満足には行わなかったため、我が家の犬たちも非常に短命で、大学に進学するまでの12年間で4頭もの犬を飼育してきました。  そんな犬の飼い方に、幼いころから何となく疑問を感じていた私にとって、小学生の頃、今の仕事を志すようになった衝撃的な事件が起きました。避妊もしていなかった我が家の犬は、ある日、家に迷い込んできた野犬と交配してしまい、自宅で1匹の子犬を産みました。私は父に、産まれた子犬を飼うことをお願いしましたが、2頭も同時に飼うことができないという理由で拒まれてしまいました。そこで、子犬の里親を見つけることを懇願すると、父は承諾をしてくれたと思ったのですが、次の日の朝、子犬はいませんでした。  気が動転した私は、すぐに父のもとへ行き子犬の行方を尋ねると、父は夜中に山に捨ててきたと答えました。ショックでした。言葉が出ないくらい、頭の中が真っ白になるぐらいショックでした。私は、泣きじゃくりながら父親に怒りをぶつけましたが、もうその子犬が家に帰ってくることはありませんでした。  このことがきっかけで、私は、「犬をもっともっと大切にする社会に変えたい」、「家族の一員としてもっともっと犬との絆を深められる社会にしたい」、そう決意し犬の専門家になることを強く志し、「犬とのより良い共生社会の確立」という夢をかなえるべく、麻布獣医大学の獣医学部動物応用科学科に進学をしました。  大学院の博士課程が修了後、同じ志をもち、共に学生時代に犬の研究チームをまとめ、同期共に、さらなる夢をかなえるべく、大学のベンチャー企業として株式会社アニマルライフ・ソリューションズを立ち上げ、現在でも「犬とのより良い共生社会の確立」を目指した事業活動を行っています。

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