散歩を怖がる犬の克服方法や注意点

散歩中に犬が怖がることはありませんか?怖がって動かなくなり困ってしまった、という飼い主さんもいることでしょう。しかし、どうして散歩中に怖がるのでしょうか。ここでは、犬が散歩を怖がってしまう理由や、散歩を好きになる工夫などについてご紹介します。また、散歩における注意点もまとめてみました。

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散歩を怖がる犬の克服方法や注意点
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犬が散歩を怖がる理由

犬が散歩を怖がる理由

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まず、何の理由もなく犬が散歩を怖がるということはありません。

散歩中に怖がるそぶりを見せたら、そこには何かしらの理由があるので、まずは原因を把握することからはじめましょう。

よくあるのが、外の世界に慣れていないケースです。

もちろん、好奇心旺盛で怖いもの知らずな子もいるので、すべての犬がそうというわけではありません。

しかし、子犬の頃から室内で飼い続けてきた愛犬が、いきなり外の世界を体験するのはなかなかハードルが高いイベントだといえるのです。

また、ある日突然散歩を嫌がりだした、というケースでは、散歩中になにか怖い思いをしたのかもしれません。大きな音を出す工事現場に遭遇した、よその犬に激しく吠えられて恐怖を感じたといった理由が考えられます。

特定の場所で座り込んだり動かなくなったりすることが多いので、比較的判断がしやすいパターンでしょう。

他にも、外の環境を嫌がるケースがあります。怖いとは少し違いますが、たとえば真夏の炎天下ではアスファルトが高温になり、犬はその上を裸足で歩かなくてはなりません。

人間が焼けた鉄板の上を裸足で歩くようなものですから、犬が熱い路面をおそれて夏場の日中の散歩を嫌がることもあるでしょう。

犬が散歩を好きになる3つの工夫

犬が散歩を好きになる3つの工夫

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散歩を怖がる犬にとって、近くにいて信頼できるのは飼い主だけです。

そのため、まずは飼い主との信頼関係をしっかり築くことを大切にしてください。

愛犬があなたのことを信頼でき、一緒にいて安心できる存在だと認めれば、一緒に行動できる散歩をきっと好きになってくれるでしょう。

信頼関係を築くためには、日常的なコミュニケーションが欠かせません。もちろん一緒に過ごすだけでなく、遊んであげたりしつけをしてあげたりすると、信頼関係がより厚くなるでしょう。

また、外の世界を知って社会性を養うことも重要です。特に生後3~14週目くらいの時期は社会性を養うのに最適な時期です。

外に連れていっていろいろなものを見せてあげましょう。家族以外の人と触れ合ったり、よその犬とコミュニケーションをとったりすることも社会性を養うのに有効です。

外の世界を経験させてあげる時期が遅くなってしまうと、外を怖がるようになることがあるので注意が必要です。

また、愛犬をついつい甘やかしてしまう飼い主もいるかもしれません。たとえば、散歩中動かなくなったときに抱っこする習慣があると、動かなければ飼い主が構ってくれる、抱っこしてくれると理解してしまいます。

そうなると飼い主に構ってもらうことの方が大切になって、散歩に意欲的ではなくなってしまうことがあります。

やはり、散歩を好きになってもらうためには、愛犬との信頼関係を厚くし、愛犬の社会性を養いつつあまり過保護にしないことが大切です。

散歩で歩くための3つのしつけ方

散歩で歩くための3つのしつけ方

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まだ外の環境に慣れていない犬にとって、家の外は未知の世界です。

いきなり車がたくさん走っている光景や、小さな子どもの集団に遭遇するのはハードルが高いでしょう。

そのため、まずは人通りや車通りが少ない場所で散歩をはじめることをおすすめします。できれば、自宅から近い静かな自然公園がよいでしょう。

散歩に行くたびに嫌がってしまうのであれば、飼い主がきちんと主導権を握ることが先決です。日ごろから伏せやお座りといった最低限のしつけはして、「飼い主のいうことは聞かなければならない」と教えておく必要があります。その上で、きちんとリードをひいて散歩をしてあげてください。

犬が嫌がって散歩を拒むときも、飼い主がリードを優しくひいて主導権を握ることが大切です。

怖がって散歩を嫌がる犬には、おもちゃやおやつを使うのも効果的です。散歩の前や散歩中におやつやおもちゃを与えることで、散歩が怖いものではなく楽しいものであることを教えてあげましょう。

ただし、おやつをあげすぎてしまうと肥満のおそれがあるので、1日に与える量は愛犬に合わせて調整してください。

散歩での注意点

散歩での注意点

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前述のとおり、散歩中に動かなくなったからといって、すぐに抱っこするのはNGです。犬は甘やかされたことを覚えていますし、動かなければ甘えさせてくれると思ってしまいます。

癖になってしまうおそれもあるので、工夫の一環でもありますが、あまり過保護な環境で育てないように徹底しましょう。

また、無理やり引きずるのもやめてください。

散歩は怖いもの、嫌なものという印象が増長されて、より散歩を嫌がるようになる可能性もあります。

しっかりリードでコントロールしつつ、少しずつ主従関係を強化していくしかありません。

散歩に行きたがらない理由で一番怖いのが、怪我や病気です。

たとえば肉球に怪我をしていると痛いので歩くのを嫌がりますし、体調が悪いときも同様です。昨日まで元気に歩いていたのに、急に散歩へ行きたがらなくなったというケースでは、怪我・病気も疑いましょう。

もし、散歩を嫌がる理由が怪我や病気であった場合、放置するとさらに悪化してしまうおそれがあります。

命にかかわってしまうような病気や怪我は稀ですが、明らかに愛犬の様子がおかしいときは、念のため動物病院に連れていきましょう。

まとめ

まとめ

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犬が散歩を怖がるのには、きっとなにか理由があります。

まずはそれを知り、適切な対応をして散歩は楽しいものだと教えてあげなくてはなりません。

過保護にならないように、しつけもしっかり行いましょう。

当サイトでは、散歩の回数や時間に関する目安など、他の記事でも散歩についての情報をご紹介しています。ぜひ参考になさってみてください。

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