【セントバーナードの散歩】太りやすい体質のため、毎日のお散歩が必須!適度な運動で肥満を防止

犬種の中でも最大級の体格を誇る超大型犬「セントバーナード」。50kg~91kgほどの重量で、がっしりとした骨格です。温和で、甘えん坊な性格も魅力のひとつ。そんなセントバーナードを飼うにあたり、飼い主さんが欠かせないのが毎日のお散歩です。セントバーナードに必要な運動量や、お散歩のコツについて詳しく紹介していきます。

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【セントバーナードの散歩】太りやすい体質のため、毎日のお散歩が必須!適度な運動で肥満を防止
出典 : pixta_46497422

【セントバーナード】の散歩はいつからしていいの?

【セントバーナード】の散歩はいつからしていいの?

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ワクチンプログラムが終了した生後4ヵ月頃から、お散歩をはじめてOKです。

ただしセントバーナードの場合、関節が安定する生後60日ほどがすぎるまでは無理な運動をさせないように気をつけましょう。
セントバーナードは「股関節形成不全」を発症して、歩行に支障を来す可能性が高い犬種だからです。
「股関節形成不全」の発症は遺伝的要因に加えて、幼少期の過度な運動が原因と言われています。

お散歩デビューを果したら、特に子犬~若犬期はしっかりと運動できるよう、飼い主さんはお散歩時間を確保してあげましょう。
毎日欠かさずお散歩をすることにより筋肉を鍛え、子犬の頃から成犬になるまでに起こる急激な体重増加に股関節などの骨格が耐えられるようにするためです。

また、お散歩は犬の性格を形成する「社会化期」に始めるのが理想だと言われています。
多くの犬の場合、社会化期は生後4か月齢くらいまでですが、セントバーナードは大型犬ゆえに成長スピードが早く、子犬期も短いので、早い段階からお散歩やしつけを始めるのがおすすめです。

【セントバーナード】の散歩は毎日必要?

【セントバーナード】の散歩は毎日必要?

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セントバーナードは太りやすい体質のため、毎日のお散歩が必須。運動で肥満を防止し、股関節周りの筋肉を発達させることが、「股関節形成不全」の予防にもなります。

セントバーナードを飼う場合には、毎日のお散歩はもちろん、家と庭を行き来できるなどの、常に運動できる環境を整えてあげるのが理想的でしょう。

【セントバーナード】の散歩の「回数」「時間」「距離」の目安は?

室内で飼われている大型犬ほど、運動不足になりがちです。
セントバーナードの場合、1日1時間程度のお散歩を心がけましょう。
距離にすると2km~4km程度が最適と言われています。

またお散歩は、1回にまとめるよりも、30分を2回行うなど回数を増やしてあげたほうが、愛犬の気分転換にもつながります。
コースを日によって変えるのも、良い刺激となるでしょう。

【セントバーナード】の散歩の「時間帯」「季節」の注意点や持ち物は?

【セントバーナード】の散歩の「時間帯」「季節」の注意点や持ち物は?

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暑い時期は早朝の太陽が昇りきらない時間や、路面の温度が下がった夕方にお散歩に出掛けるのが良いでしょう。

元々スイスの雪山で救助犬として活躍していたセントバーナードは、寒さには強いですが、暑さにとても弱いです。
夏場はクーラーの効いた部屋で飼育するのはもちろん、日中の散歩は厳禁。
熱中症の恐れがあるだけでなく、アスファルト舗装の道の表面は65度ほどまで上昇するため、愛犬が肉球を火傷する可能性があります。
手の甲を路面に当ててみて、5秒待っても熱くならないようなら、散歩に出かけて大丈夫です。

また持ち物についてですが、セントバーナードはよだれの量がとても多い犬種なため、清潔なタオルの持ち歩きが必須となります。
口から垂れたよだれが乾燥して固まり、悪臭の元にならないように、こまめに拭きとってあげましょう。
その他、よだれの放置はかゆみや腫れの原因ともなるため、注意が必要です。

こまめに顔まわりを拭くことにプラスして、よだれかけをつけてあげるのもおすすめ。
機能的なのはもちろん、見た目にもかわいいものが売られています。

【セントバーナード】を散歩する際のトイレ(排泄)はどうする?

犬が外での排泄をしないように「お家で排泄してから散歩に出掛けよう」と呼びかける声が大きくなってきた最近。
排泄は家のみで行うようにしつけることができれば、お散歩中のトイレマナーを気にする必要はないでしょう。

特に大型犬の場合は、外でのトイレ習慣がつきやすいので、子犬の間に室内トイレを覚えさせることが大切。
失敗したときは絶対に叱らず、成功したときには大げさなくらいたくさん褒めるのが室内トイレをマスターするポイントです。
セントバーナードの場合、トイレトレーから体がはみ出す可能性もあるので、体の2倍以上のトイレトレーを用意してくださいね。

外で排泄した場合は、ウンチは「ウンチ袋」で持ち帰るのはもちろんのこと、おしっこは水で流し、できる限り跡を残さないように。
お散歩の際には、「ウンチ袋」と「水」は必ず持ち歩きましょう。

【セントバーナード】が散歩を嫌がる(歩かない)場合の理由と対処法は?

【セントバーナード】が散歩を嫌がる(歩かない)場合の理由と対処法は?

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犬が散歩を嫌がる理由は主に3つあります。
「外が怖い」、「首輪を苦しく感じている」、「飼い主に甘えている」です。
一緒にお散歩に行くためには、原因に応じて対策する必要があります。

まず「外が怖い」と感じていそうな場合には、いつもと違うお散歩コースにでかけてみましょう。
お散歩中にいつも顔を合わせる特定の人や犬に出会わないようにし、愛犬の様子を見てみてください。
実は犬には苦手な人間や犬がいる場合もあるので、「友だちを作ってあげよう」と飼い主さんが考え、話しかけたり遊ばせたりといった行為が、愛犬にとってはストレスになっている可能性もあります。
お散歩中は、愛犬の様子をよく観察し、ほかの人や犬に興味を示し仲良くなれそうな雰囲気の場合のみ、愛犬のペースに任せてゆっくりと近づけてみることが大切です。

「首輪を苦しく感じている」場合は、犬の体型に対して首輪が小さすぎないかをチェックしてみてください。
また散歩のときに言うことを聞かないからと、リードを引っ張りすぎていないでしょうか。
散歩に行くたびに苦しい思いをしているなら、散歩を嫌がるようになるのは当然です。
思い当たる行為がないか、振り返ってみましょう。

そして愛犬がどうしても散歩に行きたがらない場合には、犬の喜ぶおやつで誘ってみるという方法があります。
散歩用のリードを見せながらおやつをあげて、愛犬が喜んだところで散歩に出掛けることを繰り返すのです。
そうすることで、散歩のリード=いいことがある、と散歩に対して良いイメージを持たせることができます。

どうしても散歩コースを変更出来ない場合や、座りこんで歩かない場合にも、この方法は有効です。
愛犬の怖がるスポットに来るたび、おやつをあげるようにすれば、そのスポットに良いイメージを持つようになっていきます。

「飼い主に甘えている」ことが原因の場合には、少し毅然とした態度を取ってみてください。
歩きたくないそぶりを見せるとすぐに抱っこしてもらえたり、心配されたりした記憶があるのかもしれません。

その他、これまで散歩が好きだったのに急に嫌がるようになった場合は、けがや体調不良、病気の可能性もあります。
おかしいと感じた場合には、念のため動物病院で診てもらうことをお勧めします。

【セントバーナード】が散歩から帰った後のお手入れ方法!

【セントバーナード】が散歩から帰った後のお手入れ方法!

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お散歩から帰ってきたら、家に入る前に、砂やホコリを取り除いてブラッシングをしましょう。
特にセントバーナードは抜け毛が多い犬種で毎日のブラッシングケアが必要。
家に入る前にブラッシングをすることで、家の中に毛を落とすことが避けられるのでおすすめです。
ブラッシングは、抜け毛を取り除きながら皮膚への刺激にもなり、皮膚の活性化にも欠かせません。

次に、足の裏・肉球をチェックします。
砂をはらったあと、石や木片などが刺さっていないか注意しましょう。
また傷や腫れがないのかも確認も必須です。
触っても、痛がらないか確かめてみましょう。

確認後、問題がなければ濡れたふきんで汚れを落とし、しっかり肉球を乾燥させるためにも、乾いたふきんでタオルドライをしましょう。
この手間を省くと、皮膚が蒸れて菌が発生し「指間炎」となるおそれがあるので気をつけてください。

最後に忘れてはいけないのが、耳垢チェック。垂れ耳のセントバーナードは、耳の中が蒸れやすく耳垢が溜まりやすい犬種です。
炎症やニオイ、耳だれなどの異常が起きた際にもすぐ気づけるように、散歩後の耳チェックを習慣化するのが良いでしょう。
お掃除の仕方は、耳用のクリーナーを耳の中に垂らして揉み込み、浮き出た汚れをコットンやガーゼでやさしく拭き取ってあげるだけ。菌の繁殖を防ぐべく、湿気が残らないよう丁寧に拭き取ることがポイントです。

【セントバーナード】の散歩のまとめ

【セントバーナード】の散歩のまとめ

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よだれの拭き取り、毎日のお散歩やブラッシングなど、日々の小まめなお世話が必要なセントバーナードですが、飼い主さんはお世話する時間もふくめ、のんびりとした温和な性格や、ゆっくりとした仕草に癒されるはず。
やんちゃで元気いっぱいな子犬時代とのギャップも魅力です。
時を重ねても変わらないのは、甘えん坊なところでしょうか。

そしてセントバーナードは賢く、しつけがしやすいと言われていますが、頑固な一面もあるため、子犬時代に飼い主の指示を聞くようにしっかりとしつけることが重要。
特に「飛びつき癖」や「引っ張り癖」は早めになおすようにしましょう。
大げさに褒めるのが、しつけのポイントです。

優しく友好的な性格のセントバーナードの良さを最大限に引き出せるように、子犬時代からのしつけを徹底しながら、毎日のお散歩時間を存分に楽しんでください。

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