【滋賀/近江八幡・彦根】江戸時代の風情と歴史を感じるほっこり旅

歴史的な町の風景を残す近江八幡から、国宝の天守を持つ彦根城へ。愛犬と滋賀の旅を考えているなら、ぜひおすすめしたいスポットをご紹介します。情緒あふれる和舟でお堀をめぐり、築城当時の姿が希少な彦根城の見学など、この土地ならではの歴史と風情を愛犬とゆったり満喫しましょう。

【滋賀/近江八幡・彦根】江戸時代の風情と歴史を感じるほっこり旅

古の町並みを和舟でめぐる「八幡堀めぐり」

水面をゆっくり滑るように、静かに進んでいく

水面をゆっくり滑るように、静かに進んでいく

かつて豊臣秀次が築いた八幡堀。
琵琶湖と繋がり、商業船が行き来していました。
そのお堀を和舟でぐるりとめぐるのが「八幡堀めぐり」です。
乗船場から赤煉瓦工場跡までの往復3kmを、30分ほどかけて周遊します。
愛犬も一緒に乗船が可能です。

ゆっくりとお堀をめぐる舟は、今も残る昔の石垣や商家の並びを過ぎ、まるで時代をさかのぼっていくようです。

白壁の土蔵が立ち並ぶ。時代劇のロケ地としても有名

白壁の土蔵が立ち並ぶ。時代劇のロケ地としても有名

両脇には遊歩道が整備。ぶらり散策するのもおすすめ

両脇には遊歩道が整備。ぶらり散策するのもおすすめ

お堀に沿って両側には白壁の土蔵や旧家が立ち並び、江戸時代、華やかに栄えた当時の様子と近江商人の豊かさを今に伝えてくれます。

春には桜、夏には柳、秋には紅葉。
冬には、降りしきる雪が風情を添えます。
近江の歴史を伝える町並みが季節の彩りと重なり、いつ訪れても情緒たっぷりの風景に出会えるでしょう。

舟内は畳敷き。大きく揺れることもなく、愛犬も安心できそう

舟内は畳敷き。大きく揺れることもなく、愛犬も安心できそう

<DATA> 八幡堀めぐり

【住所】滋賀県近江八幡市多賀町743
【電話】0748-33-5020
【営業時間】10:00〜15:30(春・秋)10:00〜16:00(夏)10:00~15:00(冬)
※12〜2月は完全予約制(当日予約OK)、10名以上の場合は1週間前までに要予約
※不定期船のため、出発時間・最終時間は問い合わせを
【定休日】不定休
【入場料金】大人1,000円、子供500円、小学生未満は無料
【駐車場】なし
【公式HP】http://oumi-waden.com/ship.html

八幡堀を見渡すテラスで近江牛ランチ

お堀を望む特等席でランチタイム。愛犬はテラス席のみ利用可

お堀を望む特等席でランチタイム。愛犬はテラス席のみ利用可

八幡堀を目の前にした絶好のロケーションに佇む、「ほりかふぇ」。
口の中でとろける近江牛や、琵琶湖産の湖魚を使用したメニューが好評です。

オープンエアのテラス席は心地よく、ランチやカフェタイムを愛犬とゆっくり過ごすのにぴったり。
八幡堀めぐりの前後にぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

瓦屋根が雰囲気たっぷり。景観に溶け込むように佇む

瓦屋根が雰囲気たっぷり。景観に溶け込むように佇む

写真下、左から牛すじを煮込んだ甘辛いつけ汁がうどんとよくからむ「近江牛つけ麺」1,200円(税込)、人気ナンバーワンメニューの「近江牛重」1600円(税込)。
近江牛と近江米の相性が抜群です。

<DATA> ほりかふぇ

【住所】滋賀県近江八幡市多賀町743
【電話】0748-26-3375
【営業時間】10:00〜16:00
【定休日】水曜日
【駐車場】3台、バリアフリー用1台(ともに無料)。店舗近くのひむれ八幡宮周辺に無料駐車スペースあり。
【公式HP】https://horicafe.com/

国宝・彦根城を愛犬とたずねる

歴史に思いをはせ、ゆっくり時間をかけて見学したい

歴史に思いをはせ、ゆっくり時間をかけて見学したい

表門橋を渡って城内へ向かう

表門橋を渡って城内へ向かう

彦根の町のシンボル、彦根城は愛犬連れでの見学が可能です。
建物内には入れませんが、広い敷地内をぐるりと自由に見てまわることができます。

築400年以上という歴史を感じながら、国宝の天守はもちろん、見どころ満載のお城めぐりへ、いざ参りましょう。

築城当時の「野面積み」が残る貴重な石垣

築城当時の「野面積み」が残る貴重な石垣

表門を入ってすぐ、歩幅が合わないように不規則につくられた石段の坂道や、天秤のように見えることから名付けられた天秤櫓(てんびんやぐら)など、希少なポイントや見どころが続々。
すべてがフォトジェニックで、歴史好きでなくとも楽しめます。

見どころのひとつ、重要文化財の天秤櫓(てんびんやぐら)

見どころのひとつ、重要文化財の天秤櫓(てんびんやぐら)

いよいよ天守へ

天守を背景にパチリ。愛犬もどこか誇らしげに見える

天守を背景にパチリ。愛犬もどこか誇らしげに見える

400年以上もの歴史を誇る、築城当時の姿を今も残す彦根城。
凛々しく美しく、堂々と、季節や時間帯によってさまざまな表情を見せてくれます。

城内は桜や新緑、紅葉、一年を通じて豊かな自然の彩りが目を楽しませてくれ、時間をかけて愛犬とゆっくり散策するのがおすすめです。

ひこにゃんにも会える!

彦根市のキャラクター“ひこにゃん”

彦根市のキャラクターとしてPR活動を行なっている“ひこにゃん”

彦根城といえば、そう、ひこにゃんも待っています。
登場時にはパフォーマンスのほかに写真撮影タイムもあり、人気ぶりを実感できます。

10:30、13:00、15:00の毎日決まった時間に会えるので、公式HPもしくは城内各所にある「本日のひこにゃん」案内板で登場場所をチェック。
チャンスを逃さないよう、ひこにゃんのスケジュールを確認してからお城めぐりをスタートすると良いですね。

風情たっぷり。お抹茶で一服

上り坂の途中に佇む茶室

上り坂の途中に佇む茶室

お抹茶を味わいながら茶室前の縁台で足を休める

お抹茶500円(税込・お菓子つき)。茶室前の縁台で足を休める

天守までの途中にある茶室、聴鐘庵(ちょうしょうあん)で、お抹茶をいただきます。
急な石段や坂道が続くので、愛犬にとってもちょうどいい休憩になるかもしれません。

優雅な日本庭園を愛犬と愛でる

彦根城下にある大名庭園、玄宮園

天守を借景とする美しい風景。国の名勝に指定されている

彦根城下にある大名庭園、玄宮園(げんきゅうえん)。
広い池を中心に鑑賞する池泉回遊式庭園で、こちらも愛犬連れで楽しめます。

庭園から望む天守もまた美しく感じるこの場所を、愛犬と一緒に散策できること自体に価値を覚えます。

池にかかる橋。どの風景にも自然と調和する美しさがある

池にかかる橋。どの風景にも自然と調和する美しさがある

芝生や木陰もあり、季節を問わず散策しやすいスポットといえそうです。
お城めぐりの最後に訪れてみるのも良いでしょう。

<DATA> 彦根城・玄宮園

【住所】滋賀県彦根市金亀町1-1
【電話】0749-22-2742(彦根城管理事務所)
【観覧時間】8:30〜17:00 年中無休
【観覧料金】(彦根城・玄宮園)個人一般800円、小・中学生200円/(玄宮園のみ)個人一般200円、小・中学生100円
【アクセス】車の場合 名神高速道路彦根ICから車で約15分
電車の場合 JR彦根駅から徒歩約15分
【駐車場】二の丸、大手前、桜場、京橋口の4カ所
【公式HP】https://www.hikoneshi.com/

おわりに

彦根城の石垣が印象的

情緒あふれる滋賀のおすすめスポット、いかがでしたか?
ゆったり流れる非日常のひと時。歴史に詳しくなくても、時代劇さながらのロケーションが旅の楽しさを存分に感じさせてくれます。
また、近江八幡の旧家の白壁、彦根城の天守や石垣、玄宮園の四季の彩りも、すべてが写真映えのする素晴らしい撮影スポット。
愛犬のベストショットをたくさん残すのも、愛犬との旅の醍醐味と言えるでしょう。

ライタープロフィール

石川 明加 Haruka Ishikawa

石川 明加 Haruka Ishikawa

フリーライター 【経歴】 1977年生まれ神奈川県出身。目白学園女子短期大学国語国文科卒。編プロ勤務を経て2005年より独立。以来、雑誌や広告、webメディアなどで取材執筆。美容と健康、ウエディングからペットとの暮らしまで、より豊かな毎日を過ごすための女性のライフスタイル提案などを多く取材。おもにウェディング系、ペット関連の分野にて長く取材を続けており、ペット記事の執筆歴は10年以上。 【執筆歴】 ペット系フリーマガジン『ONE BRAND』、ウェディング情報誌『Wedding collection』、雑誌『ESSE』、webメディア『ourage』ほか 【ペット歴】 犬、猫、ハムスターなど。現在は、元保護犬のはな(メス、シニアの洋犬ミックス)と暮らす。 【ペットへの想い】 その短い命で、私たちの人生をどれほど豊かにしてくれるのでしょう。いつでも愛してくれて、希望をくれて、最高に笑わせてくれます。仲良くしてくれてありがとう。 【愛犬とのエピソード】 リビングのソファで「はな」と一緒に寝ているとき、だいたいは私の頭と反対側に「はな」が寝ています。たまに、太ももやお腹の上に乗っかっていて、私が体の向きを変えた拍子に仰向けにひっくり返ります。起き上がると「またやったの?」というような顔をして(もしくは何もなかったように)耳を片方ひっくり返したまま私を見ます。「はな」には悪いですが、その様子が面白く「ごめん、ごめん」と言いながら笑ってしまいます。それから、はなが水を飲むとき、水入れの周りがいつも水びたしになります。その水びたしの光景が「はなが水を飲んだのね」と安心できて好きです。

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