【静岡/伊豆高原】ダイナミックな伊豆の自然を愛犬と体感する

首都圏に近く、車でも鉄道でもアクセスしやすい伊豆高原には観光スポットが多く点在します。 海だけでなく山や湖など自然豊かなところも伊豆高原の魅力。今回は、ガイドブックではあまり大きく取り上げられることはない「知る人ぞ知る」自然を堪能できる穴場スポットをご紹介します。

【静岡/伊豆高原】ダイナミックな伊豆の自然を愛犬と体感する

1. 大自然の景観に思わず息をのむ「城ヶ崎自然研究路」

城ヶ崎自然研究路

城ヶ崎海岸は、約4000年前に噴火した天城山系の溶岩が海に流れ出し、海の浸食作用で削られた海岸。
ゴツゴツとした黒い岩と松の緑、青い海と白い波のコントラストが見事な景勝地です。
そんなダイナミックな海の景色を存分に楽しめるウォーキングコースが、海岸沿いに設けられています。
この日も実際に愛犬を連れて歩いている人の姿も散見できました。

そんな城ヶ崎海岸のウォーキングコースといえば「城ヶ崎ピクニカルコース」が有名ですが、実は「城ヶ崎自然研究路」もおすすめです。
伊豆高原駅近くの駐車場に車を停め、対島川沿いに歩くこと5分ほどで「城ヶ崎自然研究路」に出ます。
ここまで来ると、松林の向こうには壮大な海の景色。うわぁと思わず声を上げてしまうほどの景観美が広がります。

「城ヶ崎自然研究路」で訪れたい絶景スポット3選

対島の滝

海に勢いよく流れ込む「対島の滝」

海に勢いよく流れ込む「対島の滝」

「城ヶ崎自然研究路」に出たらまず見学したいのが「対島の滝」です。
対島川沿いの道が「城ヶ崎自然研究路」にぶつかり、海に向かって左に研究路を少し歩いたところにあり、展望スポットも整備されています。
滝が勢いよく海に流れこむ様は壮観。その雄大な音とマイナスイオンで、リフレッシュできます。

橋立つり橋

ダイナミックな海の景色が眺められる「橋立つり橋」

ダイナミックな海の景色が眺められる「橋立つり橋」

「城ヶ崎自然研究路」に戻り、左に曲がって海を見ながら進むと「橋立つり橋」があります。
城ヶ崎のつり橋というと「門脇つり橋」が知られていますが、「橋立つり橋」も負けず劣らず、訪問する価値大のスポットです。

長さ60m、高さ18mの「橋立つり橋」からは、ゴツゴツした岩肌に波しぶきが打ち付ける絶景が間近で眺められます。
愛犬がつり橋を歩くのを怖がる場合は、小型犬であれば抱っこするか、つり橋を通らない迂回路もあるので、そちらを利用すると良いでしょう。

大淀・小淀

自然の不思議を体感できる亀甲模様の磯、「大淀・小淀」

自然の不思議を体感できる亀甲模様の磯、「大淀・小淀」

「橋立つり橋」の近くには階段があり、そこから階段を降りると、「大淀・小淀」と呼ばれる大小の潮留まり、つまり天然のプールがあります。
そして「大淀・小淀」を形成しているのは幾何学模様の岩で、これは溶岩が冷やされてできた柱状節理の頭の部分だとか。
「大淀・小淀」に降りる階段は、自然の岩を利用していて滑りやすいので、愛犬ともども十分に注意してくださいね。

城ヶ崎自然研究路

「城ヶ崎自然研究路」は自然に近い状態で整備されています。
研究路自体は難なく歩けますが、「橋立吊橋」を渡ったり「大淀・小淀」に降りたりするには、スニーカーなど歩きやすい格好で出かけることをおすすめします。

<DATA> 城ヶ崎自然研究路

【住所】〒413-0232 静岡県伊東市八幡野
【電話】0557-37-6105(伊東観光協会)
【駐車場】有
【アクセス】伊豆急行線 伊豆高原駅より徒歩10分
【公式HP】https://itospa.com/spot/detail_54002.html

2. ひょうたんのような形をした「一碧湖」

一碧湖のほとりを散策

愛犬とのんびりお散歩をするのにぴったりなのが、伊豆高原の山側にある「一碧湖」です。
「一碧湖」は約10万年前の火山活動によりできた火口湖で、湖面に天城の山々を映すことから「伊豆の瞳」と呼ばれています。
遊歩道沿いには緑の木々や桜など季節の花が咲き、ボート遊びや釣りもできます。
一周4kmの湖には遊歩道があり、ぐるっと歩いても1時間ほど。愛犬とのお散歩に恰好のスポットです。

一碧湖の芝生広場

途中には芝生広場があり、ちょっとひと休みするのに便利なベンチが設置されています。
美しい湖や周囲の自然、湖面に映る景色を眺めながら、リラックスしたひとときを。

一碧湖

一碧湖

<DATA> 一碧湖

【住所】〒414-0051 静岡県伊東市吉田815-360
【電話】0557-37-6105(伊東観光協会)
【駐車場】有
【アクセス】JR伊東駅より車で約20分
【公式HP】https://itospa.com/spot/detail_54018.html

3. 伊豆の海を一望できる「小室山公園」

小室山公園のリフト

伊豆高原の山といえば大室山が知られていますが、小室山もぜひ訪ねたいスポットです。
椿、桜、ツツジ、アジサイなどの花の名所でもある小室山は「小室山公園」として整備されていて、中腹から321mの山頂まではリフトが利用できます。
このリフト、10kg未満の小型犬であれば、抱っこして同乗可能です。
リフトからは、またひと味違った片道5分の雲上散歩が楽しめます。

小室山の山頂には眺望テラスがある

小室山の山頂には眺望テラスがある

小室山の山頂から房総半島方面を見渡す

小室山の山頂から房総半島方面を見渡す

小室山の山頂からは大室山も一望できる

小室山の山頂からは大室山も一望できる

小室山山頂からは東に相模湾、西に天城の山々、北に富士山、そして南にははるか房総半島や大島をはじめ伊豆の島々まで見渡せ、360°の大パノラマは圧巻。
時間を忘れて、景色に見入ってしまいそうです。

「小室山公園」はお散歩にもおすすめ

のんびりできる憩いのスポット、「恐竜広場」

のんびりできる憩いのスポット、「恐竜広場」

「恐竜広場」には、小さな子供連れにもうれしい遊具が整備されている

「恐竜広場」には、小さな子供連れにもうれしい遊具が整備されている

小室山の山頂から下るには往きと同様リフトでも良いのですが、時間があれば歩いてみてはいかがでしょうか。
海が見渡せる斜面に芝生が広がる「恐竜広場」は、遊具も設置されていて、絶好のピクニックスポットです。

大自然の中を愛犬が元気に駆け回る姿を、お弁当やおやつを食べながら眺めてみては。
普段はなかなかできないゆっくりとした時間は、大満足の休日となること間違いなしです。

<DATA> 小室山公園

【住所】〒414-0044 静岡伊東市川奈1260-1
【電話】0557-45-1444(小室山観光リフト)
【営業時間】 9:30~16:00(リフトの運行時間)
【定休日】年中無休(リフトは点検・荒天時は運休)
【駐車場】有(250台)
【アクセス】東名高速道路 厚木ICより約2時間
【公式HP】https://itospa.com/spot/detail_54008.html

おわりに

小室山公園

見どころ満載の伊豆高原で、愛犬と自然を楽しめる穴場スポットをご紹介しました。
観光客の姿もありますが、地元の人が日常的にお出かけするスポットでもあり、気軽に利用できるのが魅力です。
すれ違いさまに「こんにちは」と声をかけ合うのはうれしく、気持ちがほっこりしますよ。

大自然のなかを歩いたり、自由に動いたりできるのは、愛犬にとても楽しいことではありますが一般の方も多いので、排泄の処理やリードをしっかりと持つなど、くれぐれもマナーを守って利用しましょう。
みんなが気持ちよい時間を過ごせるようにしたいですね。

ライタープロフィール

羽根 則子 Noriko Hane

羽根 則子 Noriko Hane

【経歴】 1992年から約4年間、出版編集プロダクション 株式会社ティアンドティで、主に国内外のガイドブックを担当。その後、広告制作会社 株式会社クリエイティブ・キャップにて、主に国内の旅行パンフレットを担当。企画、構成、取材、執筆、校正、進行管理など編集業務全般、国内外取材も経験。 2000年からイギリス滞在後、食を中心としたフリーランス・ダイレクター、エディター&ライター、フードアドバイザーにとして活動。 プロの“書き手”“編集者”として、媒体プロデュース・寄稿・セミナーや講座で登壇も経験。イギリスの食研究家としては、「グレーテルのかまど」などでメディア出演&情報提供・監修・協力、大学やイベントにおけるイギリスの食情報についての講義や講座で登壇。ヴァージン アトランティック航空サイト、イギリス関連ウェブサイトやFBページへ、イングリッシュワインなどイギリス食情報を寄稿も担当。 【執筆歴】 ■ 雑誌 『料理王国』、『料理通信』、『dancyu』、『日経レストラン』、『ワイン王国』、『OZmagazine』『OZmagazine TRIP』『Metro min.』、『Discover Japan』、『Grazia』、『REBOOT』 ■ ムック本 『ワイン&ソムリエ』、『郷土菓子』、『ハピ☆キャリ!』、『絶品! 大人の定番スイーツ 夏』『絶品! 大人の定番パン』 ■ 単行本 『東京おいしい店ガイド』、『るるぶ福岡』『るるぶタイ』『るるぶシンガポール』『るるぶ子どもと行きたいグアム・ハワイ・サイパン』、『わがまま歩きタイ』『てくてく歩き湯布院・阿蘇・別府』、『旅の手帖別冊 高山・飛騨路』『旅の手帖別冊 日本の小京都』 『ドイツパン大全』(2018年グルマン世界料理本大賞・パン部門グランプリ受賞)、『ドイツ菓子図鑑』『ポルトガル菓子図鑑』『生地』、『トラスパレンテのパンづくり』『トラスパレンテのパン哲学』、『リリエンベルグのコンフィチュール』『アントルメ・グラッセの技法』、『ベーグル レシピ ハンドブック』『グラス・スイーツ・バリエーション』、『サラダ バリエーション ブック』、『チーズの選び方・楽しみ方』『おいしい紅茶の図鑑』『お茶大図鑑』、『初歩からかわる超ワイン入門』『初歩からわかる新大陸のワイン入門』、『英会話最強フレーズ』、『英語ドリル』、『リキュールでひけるカクテルの本』『女性が選ぶ東京おしゃれなレストラン』、『知識が身につく インテリアコーディネーター試験短期集中テキスト』、『食育講座〜畜産編〜』、『英語ドリル2006』 ■ PR誌  パンフレット JR東海ツアーズ国内外旅行パンフレット,JR東日本旅行パンフレット 『リエール』『yomy』,SECOM『GLORIO』、『Cu-Cal』 ■ ウェブサイト フードマガジン、食品メーカー、トイレタリーメーカー、銀行系、通販&おとりよせサイト 【著書】 『イギリス菓子図鑑』、『増補改訂 イギリス菓子図鑑』 【暮らし】 ライフワークは“イギリスの食”。散歩中の大型犬によく駆け寄られる。

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