愛犬と泊まれる、編集部おすすめの「歴史と風格を感じる宿」3選

時代を超えて大切にされてきた建物には、それぞれが醸す風情があります。美しく、そしてどこか懐かしい空間で、愛犬とともにくつろぎの時間を過ごしてみましょう。編集部おすすめの歴史と風格を感じる宿をご紹介します。

愛犬と泊まれる、編集部おすすめの「歴史と風格を感じる宿」3選

広大な敷地にたたずむ「三養荘」、名建築と庭園美を感じる離れに泊まる

広大な敷地にたたずむ「三養荘」

伊豆長岡温泉にたたずみ、4万2000坪もの広大な敷地を誇る老舗旅館「三養荘」。
昭和4年、旧三菱財閥の創始者である岩崎弥太郎氏の長男・久彌氏の別邸として、京都の庭師小川治兵衛の手による広大な日本庭園の中に建設されました。

愛犬と宿泊できる離れ「藤裏葉~和んずHanare~」(ふじのうらば~わんずはなれ~)へは、春は桜、夏は花菖蒲、秋は紅葉、冬は梅が華やぐ日本庭園を通って向かいます。

村野藤吾氏が手掛けた、純日本風数寄屋造り

この建物は、文化勲章受章者である日本建築界の巨匠・村野藤吾氏が手掛けた、純日本風数寄屋造り。
もともと貴賓室として1棟貸しをしていたもので、現在は1日2組限定で利用できます。

村野建築の美しさを愛でられる

村野建築の美しさを愛でられるのもまた、この宿に滞在する醍醐味です。
村野藤吾氏が好んで採用した「猪目」と呼ばれるハート型に似た文様や、升目に組まれた「格天井」といった日本の伝統的な意匠をそこかしこに見ることができ、建築に携わる人々が三養荘に足を運ぶことも珍しくないそうです。

かけ流し温泉を利用した内湯を完備

客室内には、かけ流し温泉を利用した内湯を完備。
植栽が美しい坪庭を眺めながらの入浴は、心も身体も癒してくれることでしょう。
またこの坪庭は、宿泊者専用のドッグランでもあります。

三養荘の食事はすべて部屋食

食事はすべてお部屋で。
東京プリンスホテルなどで腕を振るった料理長こだわりの懐石料理は、舌だけでなく目でも楽しめる逸品。
伊豆の山海の幸をプライベートな空間でゆっくり堪能できます。

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都会の名門ホテル「ホテル椿山荘東京」で、四季折々の庭園を楽しむ

都会の名門ホテル「ホテル椿山荘東京」

東京・目白にありながら都会にいることを忘れさせてくれる「ホテル椿山荘東京」は、愛犬も一緒に宿泊できる東京の数少ないラグジュアリーホテルのひとつです。
明治時代の代表的軍人・政治家である山縣有朋が私財を投じて庭園、邸宅を作り「椿山荘」と命名したのがその始まり。

森のように広がる庭園

森のように広がる庭園には、平安期の歌人として名高い小野篁ゆかりの寺から移築された国指定有形文化財の三重塔「圓通閣」(室町時代前期建立)や、織田信長の弟であり、茶人としても名高い織田有楽斎ゆかりの十三重石塔といった史跡が点在しています。

ヨーロピアンスタイルのラグジュアリーな館内

ヨーロピアンスタイルのラグジュアリーな館内に一歩足を踏み入れれば、そこから心華やぐ非日常の空間が。
飾られた調度品の数々も目を楽しませてくれます。

邸宅を思わせるプライムフロアの客室

邸宅を思わせるプライムフロアの客室は、クラシックな木の温もりと和のエッセンスが融け合う優雅な内装です。
庭園側の客室からは、季節の風景に癒されるガーデンビューが、都心側の客室からは、東京の夜景が美しいシティビューが望めます。

宿泊者専用のドッグパーク

ホテル5階の空中庭園に併設されている宿泊者専用のドッグパーク。
予約制なので完全なプライベートスペースとして利用でき、ほかの犬が苦手という愛犬も、落ち着いて楽しめます。

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江戸を感じる広々ドッグラン付きホテル「佐原商家町ホテル NIPPONIA」

「佐原商家町ホテル NIPPONIA」

水運により江戸時代後期から明治時代に栄え、その街並みが重要伝統的建造物群保存地区に選定されている千葉県佐原の町に作られたのが「佐原商家町ホテル NIPPONIA」。
町に点在する商家や料亭だった建物を宿泊施設としてリノベーションし、一部、愛犬と一緒に泊まれる客室があります。

ホテルのフロントとレストランがあるGEISHO棟

ホテルのフロントとレストランがあるGEISHO棟でチェックインをすませたら、愛犬と宿泊できる「ドッグフレンドリールーム」のあるSEIGAKU棟へ。
江戸情緒あふれる街並みを眺めながら歩いて向かいます。

3つのドッグフレンドリールームは書院だった建物を改築し作られた

SEIGAKU棟は、江戸時代から明治にかけて穀物商、質商を営んでいた佐原の名家「清宮利右衛門邸」をリノベーションした宿泊棟で、3つのドッグフレンドリールームは書院だった建物を改築し作られました。
どの客室にも専用のドッグランが備わっているのが特徴です。

この客室は303号室。縁側や扉の意匠は当時のまま保存され、懐かしさを感じます。

258㎡と広々した専用ドッグラン

305号室は、書院の最奥部分を改装したプライベート感いっぱいの客室。
258㎡と広々した専用ドッグランで愛犬を遊ばせながら、ウッドデッキに置かれたロッキングチェアに揺られてお茶を飲んだり、読書をしたり。
あっという間に時間が過ぎていきます。

町並みを感じながらのお散歩も素敵

天気が良ければ、町並みを感じながらのお散歩も素敵です。
佐原の町の中でも特に江戸情緒ただよう小野川沿いを歩いていると、まるで江戸や明治の時代にタイムスリップしたような不思議な気持ちになれます。

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おわりに

「愛犬と泊まれる、歴史と風格を感じる宿3選」いかがでしたか。
日本伝統の美しさや、先人たちの足跡を感じさせる空間に愛犬と一緒に宿泊できるなんて、本当に贅沢な経験ですね。
厳かな雰囲気の中、非日常を味わいながらの滞在はきっと忘れられないものとなるでしょう。
愛犬とともに、ゆったり落ち着いた時間を過ごしたい人におすすめです。

ライタープロフィール

瀬田 尚子 Naoko Seta

瀬田 尚子 Naoko Seta

【経歴】 お茶の水女子大学卒業後、出版社に入社。雑誌編集者として勤務した後、フリーランスのライター・編集者に。ライター歴は約20年。得意とする分野は旅・食・健康。一般財団法人日本健康開発財団 温泉入浴指導員としても活動。 【執筆歴】 「るるぶ」「ブルーガイドシリーズ」「旅色」といった旅の媒体のほか、健康・医療系などの執筆を多く手がける。 【愛犬との暮らし】 飼ったことがある犬種はヨークシャー・テリア。いつか東京を離れ、大きめの日本犬とのんびり暮らすことを夢見ている。 【趣味】 最近はアイスランドでパフィン、ラオスでゾウなど、かわいい動物に出会える旅がお気に入り。

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