【南関東・中部】愛犬と行くならココ!“ペット向け設備が整ったキャンプ場”編
全国35万カ所以上といわれるキャンプ場の中から、愛犬とともにワンランク上の喜びが得られる編集部おすすめキャンプ場の情報をお届け。今回は、ドッグラン付きキャンプサイトや、愛犬用の温泉など、愛犬にうれしい設備が整うキャンプ場をご紹介します。大自然の中、愛犬とワクワク・ドキドキのキャンプ時間を満喫してみましょう。
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目次
- 1.【山梨】富士山の雄姿を堪能!「小田急山中湖フォレストコテージ」
- 愛犬が自由に駆け回れる、ドッグラン付きサイトを用意
- プライベートドッグラン付きコテージは、楽しみ方自由自在
- 美しい富士の夕景を、愛犬とただ眺めるという贅沢
- 2.【埼玉】スプラッシュガーデン秩父オートキャンプ場
- 芝生敷きで水はけのよいオートキャンプサイト
- 広いドッグランで、愛犬に極上の休日をプレゼント
- たっぷり遊んだあとは、愛犬用の温泉でまったり
- 愛犬入室OKのバンガローも
- 3.【岐阜】N.E.W奥長良キャンプ場&WANKO
- 愛犬とのキャンプを楽しむための工夫が盛りだくさん
- 泳ぐのが大好き!な愛犬は「ワンコ池」に集合
- 奥長良の自然を堪能する一夜を
- おわりに

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1.【山梨】富士山の雄姿を堪能!「小田急山中湖フォレストコテージ」

小田急山中湖フォレストコテージ
富士五湖の中でも最大の面積を持ち、約1,000mと最も標高の高い場所にある山中湖は、世界文化遺産に「富士山 信仰の対象と芸術の源泉」の構成資産の一部として登録されています。
その湖畔に広がる「小田急山中湖フォレストコテージ」は、美しい自然の中、快適なキャンプシーンが楽しめるとして愛犬連れキャンパーから人気を集めるスポット。
真夏でも平均気温は20度ほど。
オートキャンプにコテージ宿泊にと、お好みのアウトドアスタイルが楽しめます。
愛犬が自由に駆け回れる、ドッグラン付きサイトを用意

場内にあるオートキャンプサイトは、基本的にすべてのエリアで愛犬同伴が可能。
中でもおすすめなのは、愛犬の足に優しいウッドチップを敷き詰めた「ドッグランキャンプサイト」です。
こちらは全部で4区画が用意されていて、いずれもサイト内にテントを張っても大型犬が十分に走り回れる12×15mほどの広さが魅力。
ノーリードでキャンプが楽しめるので、愛犬はもちろん、飼い主さんもストレスフリーでキャンプを味わうことができます。

富士山と湖畔の眺めを堪能したい!という方には、湖畔エリアにあるテントサイトがおすすめ。
美しい富士の雄姿を眺めながらお昼寝できるハンモック付きのサイト(持ち込みハンモックの場合に限り、愛犬を載せることが可能)もあり、のんびり、まったり、休日を楽しみたい人におすすめです。
また、湖畔エリアはすべての区画が木陰になっていて、夏でも涼しく快適に過ごすことができます。
プライベートドッグラン付きコテージは、楽しみ方自由自在

愛犬と一緒に泊まることができる大型のコテージ「わんわんキャビン」は、ウッドチップが敷き詰められたドッグランと、プライベート感覚で楽しめることが大きな魅力。
周囲に他の犬がいるとドキドキしてしまうちょっぴり臆病な愛犬でも安心して過ごせるほか、別荘感覚でアウトドアを楽しみたい人におすすめ。
BBQスペースを完備したテラスは、屋根があるので急な雨でも安心です。
クレートやケージを用意すれば、愛犬をお部屋でお留守番させることができるので、愛犬にはひとときのお昼寝を楽しんでもらい、その間、飼い主さんは山中湖でボートに乗ったり、グルメを楽しんだり、様々に楽しむことができます。

「わんわんキャビン」や、キャビンと同様に愛犬同伴OKの「ノルディックコテージ」での宿泊の際は、前日に愛犬のシャンプーを行うのがお約束。
キャビンやコテージには愛犬用の足洗い場が用意されているので、脚や体が汚れている場合は、ここできれいにしてから室内に入れるようにしましょう。
※冬場は凍結防止のため、足洗い場はクローズされます。
美しい富士の夕景を、愛犬とただ眺めるという贅沢

「小田急山中湖フォレストコテージ」で、なによりの“ごちそう”になるのが山中湖畔から眺める美しい富士山です。
幻想的な夕暮れから、満点の星空、そして薄明の中に浮かびあがる勇壮な富士山まで、眺めているだけで時間を忘れてしまうことうけあい。
この夏の愛犬との思い出づくりに一役買ってくれることでしょう。
<DATA> 小田急山中湖フォレストコテージ
【住所】〒401-0502 山梨県南都留郡山中湖村平野491
【電話】0555-62-2171(9:00~18:00)
【チェックイン/アウト】オートキャンプ場12:00/11:00、コテージ14:00/10:00
【公式HP】http://www.odakyu-forest.com/
【アクセス】東富士五湖道路山中湖ICから約15分
【利用料金】ドッグランキャンプサイト(AC電源付)8,250円~14,850円、わんわんキャビン20,350円~37,950円、ノルディックコテージ25,300円~44,000円。ペットの利用料はいずれも1頭1,540~2,200円。すべてのエリアで別途ゴミ処理代として100円要(45リットルまで)
※いずれも税込
※1年ごとに価格改定あり
※冬季期間は凍結防止のため炊事場がクローズされます。予約の際に確認を
2.【埼玉】スプラッシュガーデン秩父オートキャンプ場

スプラッシュガーデン秩父オートキャンプ場
埼玉県北西部、秩父山地に囲まれた秩父盆地に位置する「スプラッシュガーデン秩父オートキャンプ場」。
荒川上流の河畔に7,000坪の広大な芝生が広がり、場内はいつもきれいに整備されていて、快適なキャンプ&快適な愛犬との休日が過ごせると、愛犬連れキャンパーから高い評価を集めています。
日本屈指のパワースポットとされる「三峯神社」や「秩父神社」にも近く、また周辺には長瀞ライン下りや、武甲山の眺めが美しい羊山公園など周囲にはたくさんの見どころが満載。
キャンプだけではなく欲張りにアクティブに楽しみたい方にもおすすめです。
芝生敷きで水はけのよいオートキャンプサイト

オートキャンプサイトは電源あり/なしの2タイプで、愛犬連れにおすすめなのは、電源なしのタイプ。
サイト内にはほどよく木立が配置され、夏場でも涼を感じることができます。
また、こちらのサイトは全面芝生敷きで、愛犬の足を傷めることなく楽しむことができます。
電源ありのタイプはフィールドが砂地になりますが、キャンピングカーでの利用が可能。
ご自身のキャンプスタイルに合わせて選んでみてください。
広いドッグランで、愛犬に極上の休日をプレゼント

キャンプ場に併設する「スパ・ドッグズラン秩父」には、第1・第2の2種類のドッグランが用意されています。
第1ドッグランの場内は清潔な砂が敷き詰められ、衛生面に十分な注意を払ってくれているのがうれしいところ。
愛犬用の散歩コースも用意されているので、日ごろの運動不足解消に一役買ってくれます。

第2ドッグランは砂地と緑地がほどよくミックスしたフィールドで、全力疾走が大好きな愛犬におすすめ。
こちらも定期的に芝を刈り揃えるなど、愛犬に優しいメンテナンスが行き届いています。
たっぷり遊んだあとは、愛犬用の温泉でまったり

いっぱい走ってたっぷり遊んだそのあとは「スパ・ドッグズラン秩父」内の温泉へ。
こちらは天然温泉「梵(ぼん)の湯」の温泉を利用した愛犬専用の温泉施設で、タイル風呂、檜風呂、シャワー台にドライヤーコーナーと、いたれりつくせりの設備がそろっています。
「梵の湯」の温泉はナトリウム・塩化物・炭酸水素塩冷鉱泉(アルカリ性)で、関東屈指の重層泉。
皮脂を分解して洗い流す特性があり、愛犬の肌ケアにもおすすめです。
愛犬がきれいになったら、少しだけ車の中でお留守番をお願いし、飼い主さんも温泉へ。
キャンプ場入口にある入浴施設「梵の湯」で、愛犬も入浴した美肌の湯を楽しみましょう。
※夏場など気温の高い日は、車中で愛犬を留守番させるのは避けましょう。
愛犬入室OKのバンガローも

アウトドアな雰囲気は楽しみたいけれど、キャンプ用品をそろえるのはちょっと面倒かも…というライトユーザーには、愛犬とともに宿泊可能なバンガローがおすすめです。
愛犬同伴可能なバンガローは2棟あり、ともに5名まで宿泊が可能。
エアコンが付いているので、気温変化に弱い愛犬にもピッタリです。
これから晩秋にかけての秩父エリアは、まさに絶好のキャンプシーズン。
極上時間を約束してくれる「スプラッシュガーデン秩父オートキャンプ場」で、愛犬との絆を深めてみませんか?
<DATA> スプラッシュガーデン秩父オートキャンプ場
【住所】〒368-0061 埼玉県秩父市小柱326-2
【電話】0494-62-3399(9:00~17:00)
【チェックイン/アウト】13:00~17:00/11:00
【営業時間】スパ・ドッグズラン秩父10:00~17:00(最終受付16:00)
【公式HP】https://www.sg-chichibu.co.jp/
【アクセス】関越自動車道花園ICから約35分
【利用料金】
オートキャンプサイト(約10m四方)5,800円、電源付きサイト(約10m四方)6,500円、犬宿泊可バンガロー17,000円(ペット入室料1頭につき2,500円・ドッグラン1日無料利用券付き)
スパ・ドッグズラン秩父(温泉施設利用料込)小・中型犬1,800円、大型犬2,000円(各付き添い3名まで入場無料、以後1名増えるごとに大人500円、小人300円)
※いずれも税込
3.【岐阜】N.E.W奥長良キャンプ場&WANKO

岐阜県郡上市と高山市にまたがる標高1,671mの鷲ヶ岳。
日本三百名山のひとつに選ばれ、山頂からは白山、大日ヶ岳、北アルプス、御岳山が眺望できるとあり、全国からトレッキングファンが訪れています。
この鷲ヶ岳の西麓に位置するのが、「N.E.W奥長良キャンプ場&WANKO」。
鷲ヶ岳の自然の恵みを感じることができる緑深い高原の中にあり、日本では珍しい“愛犬家用”に特化したキャンプ場です。
夏場でも最高気温は平均23度ほど。
高原特有の湿気の少ない気候の中、驚くほど快適なキャンプを楽しむことができます。
愛犬とのキャンプを楽しむための工夫が盛りだくさん

全てのキャンプサイトには、愛犬が安心して遊べるように柵が設置され、ノーリードで愛犬を自由に遊ばせることができます。
それぞれの区画内には日差しを避けられるよう樹木が植えられていて、暑い夏でもかなり快適に過ごすことができるサイトもあります。
木のレイアウトによってはハンモックが利用できる区画もあるので、予約の際は各サイトの詳細をチェックしてみましょう。
テントサイト内は水はけのよいビリ砂利(細かく、丸みのある砂利)が敷かれ、雨の後でも愛犬の足が汚れにくいよう工夫されています。
また、区画内または区画の入り口に車を停めることができるようになっていて、キャンプ道具を抱えて長い距離を歩く必要がないのもうれしいですね。

サイトを囲む柵は2種類。
高さ90cm柵で囲まれた小・中型犬用のサイトが20区画、高さ120cm柵に囲まれた大型犬用のサイトが全12区画用意されており、それぞれ、電源あり/なしを選ぶことができます。
また、90~260平米と広さも様々にあるので、愛犬の大きさや頭数に合った区画を選びましょう。
泳ぐのが大好き!な愛犬は「ワンコ池」に集合

「ワンコ池」は、小さなお子さんでも安心して遊べる水深。ただし中央に向かって深くなっているため、注意が必要
場内には大型犬サイズにピッタリなやや深めの「ワンコ池」と、小型犬でも安心して水遊びが出来る浅めの「チビチビワンコ池」があり、水遊び大好き&泳ぎ大好きな愛犬のストレス発散にもってこい。
こちらのワンコ池は、飼い主さんも愛犬と一緒に泳ぐことができます。
たっぷり泳いだ後は、サニタリー棟に用意された愛犬用シャワーでリフレッシュさせてあげましょう。

ここ「N.E.W奥長良キャンプ場&WANKO」の魅力のひとつでもある開放的で広々としたドッグランには、木製のアジリティなど楽しい遊具が用意されています。
ボールやフリスビーなど持ち込んだ遊具を使って楽しむこともできるので、夕食前にここでしっかりと遊ばせてあげましょう。
奥長良の自然を堪能する一夜を

天気が良ければ、高原の澄んだ空気の中、満点の星がお出迎え。
ロマンティックな一夜を約束してくれます。
また、キャンプ場から車で10分ほどのところにある奥長良の秘湯「湯の平温泉」では、神経痛や関節痛といった痛みに効果があるとされるナトリウム炭酸水素塩泉を楽しむことができます。
運転疲れ・遊び疲れをここで洗い流してキャンプ場に戻れば、安眠・快眠間違いなしですね!
<DATA> N.E.W奥長良キャンプ場&WANKO
【住所】〒501-5302 岐阜県郡上市高鷲町鷲見1173
【電話】0575-72-6620(8:00~19:00)
【チェックイン/アウト】12:00/11:00
【公式HP】https://newhothot.com/
【アクセス】東海北陸自動車道高鷲ICから約20分、ひるがの高原スマートICから約15分
【利用料金】入場料大人800円、小学生以下無料。テントサイト料金はローシーズン5,100~9,900円、ハイシーズン6,100~11,900円、トップシーズン7,100~13,900円。
※いずれも税込
おわりに

愛犬とキャンプに出かける際は、エチケット袋やドッグフード、クレート、狂犬病予防注射済票・ワクチン接種証明書のほか、犬用シャンプーやタオル、ブラシなどのケア用品も忘れずに。
ノミ、ダニ、蚊などから愛犬&飼い主さんを守る防虫スプレーも必需品です。
しっかりと準備を整えて、愛犬連れ大歓迎のキャンプ場にいざ出発!
愛犬との楽しいアウトドアライフを満喫してくださいね。

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ライタープロフィール

わぐり めぐみ Megumi Waguri
【経歴】 1970年生まれ、東京都出身。相模女子大学短期大学部国文科卒。編プロ勤務を経て、23歳でフリーランスのライター・作家として独立。ストリートカルチャーからインタビュー、ゲームシナリオ、CDドラマシナリオ、美容、不妊治療などジャンルを問わず様々な媒体で執筆。著書に愛犬との別れを記した「そして、ありがとう… ―犬とわたしの12の涙―」、夫との日常を赤裸々に描いた「毎日がグチLove B型妻 VS A型夫」等がある。 【執筆歴】 雑誌=美容系フリーマガジン『AI creative』、愛犬とのお出掛けをサポートする『ワンコとトキメキ旅行』、20代女性の応援マガジン『小悪魔ageha』、男性向けヘア雑誌『メンズヘアカタログ』、妊娠したい女性向け情報誌『妊活Style』他。 web=ヘアスタイルのトレンドを発信する『HAIR』、情報NEWS系『All About NEWS』、ライフスタイルweb『Hint-Pot』、ぽっちゃりメンズ向けサイト『Mr.Babe』、大人男女の食を応援する『東京カレンダー』他。企業系オウンドメディアも多数手がける。 【愛犬歴】 人生のほとんどの時間を犬との暮らしに費やし、それ以外の時間でハムスター、うさぎ、インコとの生活を経験。現在は、ブリーダーからカニンヘンだと言われたが、明らかにスタンダードサイズとなったダックスフントの草太(オス)と、枕を奪い合う日々。 【趣味】 旅、宝探し、愛犬との昼寝。そして少々の酒と肴。
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