犬がかかりやすい寄生虫一覧。寄生虫の種類別に見る、症状、予防法や治療法とは?

今回は犬がかかりやすい寄生虫をまとめました。身近に潜む寄生虫のリスクを把握し、ワクチンや予防薬、感染経路から遠ざけるなどの予防を講じて、感染した場合も初期症状で治療ができるように確認しておきましょう。

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犬がかかりやすい寄生虫一覧。寄生虫の種類別に見る、症状、予防法や治療法とは?
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犬がかかりやすい寄生虫とは?

犬がかかりやすい寄生虫とは?

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身近なところに感染リスクがあり、寄生されるとさまざまな病害を起こす寄生虫。

犬がかかりやすい主な寄生虫の症状、予防や治療法を確認し、愛犬の寄生虫対策を行いましょう。

犬のかかりやすい寄生虫①【ノミ】

犬に寄生するノミの種類は、ほとんどがネコノミで、成虫は1.5~2mmほどの褐色で、犬の体表で動きまわります。
ペットの体表にノミを見つけられなくても、小さな黒い糞や、0.5mmの白い粒のような卵を、飼い主さんが発見することもあるでしょう。

ノミに寄生されて起こる可能性が高い犬の病気は「ノミアレルギー性皮膚炎」です。
ノミが動物を吸血する際に出す唾液に対してアレルギー反応が起こり、患部に激しい痒みが生じる皮膚病。
赤いポツポツとした発疹ができ、掻き壊すと化膿することも。
アレルギー反応が起こらない犬では、ノミに寄生されても無症状でいるケースもめずらしくありません。

またネコノミは皮膚炎の原因になるだけでなく、サナダムシ(瓜実条虫)を犬の体内に運び、瓜実条虫(うりざねじょうちゅう)症を発症させることがあります。

駆除の方法は、動物病院で処方されたノミの駆除剤を定期的に投与しておけば、愛犬にノミがついても1~2日以内に死滅させられ、繁殖のライフサイクルを断ち切ることができます。

愛犬がノミアレルギー性皮膚炎を発症してしまった場合、アレルギー反応を抑える薬や、かゆみを抑える薬などが処方されるでしょう。
愛犬の皮膚に刺激の少ない身体の洗い方などを獣医師さんに聞いておくことも大切です。

何よりも予防が望ましく、そのためには病院で相談し、毎月1回、駆虫薬を投与することが良いでしょう。

犬のかかりやすい寄生虫②【マダニ】

マダニの見つけ方は、むずかしくありません。
吸血前は2~4mmで、吸血をすると10mmほどの大きさに膨らみます。
大豆のようなものが愛犬の皮膚に食い込むようにして付着しているとしたら、マダニである可能性が高いでしょう。

しかし、発見しても飼い主さんがすぐに取ってはいけません。
無理に引っ張ると、愛犬や愛猫の体内にマダニの頭部だけが残って炎症を起こす恐れがあるからです。
さらに病原菌を媒介している危険性があるので、潰さないように注意する必要もあります。
マダニが愛犬に付いているのを見つけたら、動物病院へ行って処置をしてもらいましょう。

症状は、マダニに数匹寄生されているだけでは、無症状のこともありますが、多数寄生されていた場合は貧血になる犬もいます。
寄生されたマダニの数にかかわらず、唾液によるアレルギー性皮膚炎を起こすケースも少なくありません。
また毒性の物質を唾液と一緒に分泌するマダニに吸血された場合は、神経障害が生じるダニ麻痺症になる可能性もあります。

マダニはついてしまっても、48時間以内に駆除ができれば、マダニ媒介性疾患の病原体の影響を受ける危険性はほとんどないと言われています。
動物病院では、マダニを駆除するのに即効性のあるスプレータイプの駆除薬を使用することが多いでしょう。

マダニの吸血活動が活発化する時期は、春から秋にかけて。
この時期は、皮膚に垂らすスポットタイプの駆虫薬、おいしい味のついたおやつタイプの飲み薬などを定期的に投与して予防に努めてください。
月1回~3ヵ月に1回まで、薬により投与の頻度が異なるので、かかりつけの獣医師に相談しながら、飼い主さんが行いやすい方法を選ぶとよいでしょう。

犬のかかりやすい寄生虫③【フィラリア】

犬のかかりやすい寄生虫③【フィラリア】

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犬フィラリア症は、すでにフィラリアに寄生されている犬や野生動物の血を吸った蚊が、感染源となり、犬の皮下組織から血管に入り、最終的に心臓内でフィラリアが増殖します。

フィラリアに寄生されても、初期には症状がほどんど見られず、病状が進行すると、疲れやすい、体重が減る、毛づやが悪くなるといった症状が見られます。
末期になると、食欲と元気の消失、げっそりと痩せる、腹水、血などを嘔吐する、失神といった症状が起こることがあります。

治療法は、軽症であれば犬フィラリア症は駆虫薬で治療が可能です。
重症例の多くは、内科治療によって症状を少しでも軽減させる対症療法が行われます。

発見が難しいフィラリアですが、適切な予防さえすれば、犬フィラリア症を発症することはありません。

予防の際の注意点は、投薬開始前には愛犬がフィラリアに感染していないかどうか、獣医師に確認をしてもらうことです。
予防のための駆虫薬が原因で死んだフィラリアによって血流が悪化し、最悪のケースでは愛犬が死亡する危険性があるからです。

犬のかかりやすい寄生虫④【回虫】

回虫はひも状の白色か黄白色で、成虫の全長はメスが5~20cmほど、オスが4~10cmほど。

犬の体内で産卵された球形の虫卵は、犬の便とともに排出され、外界に出た卵は発育し、内部で幼虫が形成されていきます。
その幼虫形成卵を犬が経口的に体内に取り込むと、回虫に感染します。

犬回虫の幼虫は、母犬から子犬へ、胎盤や乳汁を通しても感染します。
そのため、繁殖の現場で母体への駆虫がされていないと、生まれながらにして子犬が犬回虫に感染していることがあります。

成犬が犬回虫に寄生された場合は、無症状のケースも少なくありませんが、下痢の症状となることが多く、脱水症状にも注意が必要です。
その他、胃腸炎の症状を示すため、嘔吐も症状のひとつで、食べ物と一緒に犬回虫を吐くこともあります。
犬回虫が小腸に詰まると、腸閉塞により死亡に至るケースもあります。

また犬回虫は人に感染して回虫症を引き起こす、人獣共通感染症のひとつ。
最悪の場合は、回虫症で失明をしてしまうこともあります。

愛犬に粘液性の下痢と嘔吐が見られたら、新しい糞便と嘔吐物を動物病院に持参して、寄生虫の有無を確認してもらいましょう。
もし新しい便でなくても糞便内にひも状の回虫が混じっていたら、それも採取して持参してください。

回虫症の治療には、駆虫薬の投与が必要です。
投薬は1回だけで完了するケースは少なく、駆虫の状況に応じて追加投与されることになるでしょう。
回虫症を完治させるまで、獣医師の指示に従って通院をしてください。

回虫の寄生を予防するために重要なのは、犬の糞便を速やかに片づけること。
回虫の卵は高温で死滅するので、熱湯消毒も有効です。
市販されている消毒スプレーなどでは、回虫の卵を死滅されることはできません。

犬のかかりやすい寄生虫⑤【鉤虫(こうちゅう)】

犬のかかりやすい寄生虫⑤【鉤虫(こうちゅう)】

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犬鉤虫の成虫の長さは、約1~2cm。
肉眼では糸くずのように見えるでしょう。
吸血行動をするのも特徴のひとつで、普段は白色の体も、吸血行動後は赤色っぽく見えることもあります。

犬鉤虫は犬の小腸に寄生して、吸血をしながら生きています。
寄生した犬の体内でメスの犬鉤虫が産んだ卵は、糞便に排出されて外界へ。
卵から孵化した幼虫は主に土の中で暮らしながら、感染子虫となり犬に寄生するタイミングを見計らっています。

鉤虫の感染経路には、経口感染、経皮感染、犬の母子間での胎盤・経乳感染の3つの経路があります。

犬鉤虫に感染して症状が現れるのは、ほとんどが1歳以下の子犬や若犬です。
離乳後の子犬や若犬が感染した場合の主症状は、タール状の下痢。
多くの鉤虫に寄生された場合は貧血を起こし、愛犬の口や目の粘膜が白っぽくなっているのを飼い主さんが確認できるかもしれません。

病院で犬鉤虫に感染しているかどうかを、糞便を顕微鏡で見ることで確認します。
そのため、動物病院を訪れる際は、新しい糞便を持参するようにしましょう。

鉤虫を駆虫できる薬物は複数あり、薬物は、錠剤を飲ませたり、皮下注射で投与をします。

予防法として、鉤虫は乾燥と低温に弱いことが知られています。
なにより、鉤虫に屋外で寄生されないように注意しましょう。
鉤虫の幼虫は土の中にいるため、ノミやマダニを予防するのと同様、愛犬との散歩中や旅行中は草木の多い公園などは気を付けてください。

なお人に経皮感染をした場合、皮下を幼虫が動き回り、皮膚炎になることがありますが、人間の体内では幼虫が成虫まで発育することはほとんどありません。

犬のかかりやすい寄生虫⑥【鞭虫(べんちゅう)】

鞭虫は、主に盲腸に寄生します。
犬鞭虫は白色か乳白色で、成虫の全長は4~7cmほど。

犬鞭虫は犬の体内で産卵を行います。
レモンの形をした鞭虫の卵は、犬の便とともに外界に排出され、2~4週間をかけて卵の内部で幼虫を形成。
その幼虫形成卵を犬が経口的に体内に取り込むと、鞭虫への感染が成立することになります。

鞭虫に感染しても、少数にしか感染していなければ症状はほとんど現れません。
けれども、寄生される鞭虫の数が増えると、症状が見られるようになります。
軽症であれば、軟便や、排便の最後に血便が少量混じる程度でしょう。
重症化すると、下痢や粘血便が続くようになります。
さらに、痩せてきたり、腹痛のせいで元気がなくなったり、貧血や脱水症状を招いて衰弱する恐れも。

犬鞭虫への感染にかかわらず、愛犬に下痢が続くようであれば早めに動物病院で受診をしましょう。
鞭虫症でも症状が重くなければ、駆虫薬を投与して治療は完了します。

鞭虫は予防が難しいため、愛犬には、なるべくほかの犬が排便をしたような草の上を歩かせたり、草を食べたりすることがないように気を付けてください。

犬のかかりやすい寄生虫⑦【ジアルジア】

犬のかかりやすい寄生虫⑦【ジアルジア】

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ジアルジアは人の肉眼では確認できないほどの小さな寄生虫です。

ジアルジアに愛犬が感染すると、消化器症状が現れることが多いと言われています。
ただし、成犬の場合は、ジアルジアに感染しても目立つ症状は現れないことが多いでしょう。
子犬がジアルジアに感染すると、下痢が主症状となり、体重が減少していくこともあります。

ジアルジア症が疑われる場合、飼い主さんは必ず新鮮な糞便を持参しましょう。
問診をして獣医師がジアルジア症を疑った場合は、便の中からジアルジア原虫がいないかどうかを検査します。

ジアルジア症を完治させるには、駆虫薬を使って消化器に寄生したジアルジアを死滅させる必要があります。
一般的なメトロニダゾール(フラジール)といった薬を、1日2回、1週間程度続けて感染犬に投与させることになるでしょう。

寄生虫は不衛生な環境で増殖しやすい傾向にあります。
ジアルジアに限らず、子犬を迎える際には、不衛生な環境で飼育されていないかの確認はしておいたほうが安心でしょう。

なお、ジアルジアの寄生を予防できるワクチンはありません。

犬のかかりやすい寄生虫⑧【コクシジウム】

コクシジウムは、細胞1個で成り立っている原虫の一種です。
とても小さく、人間が肉眼で確認することはできません。

すでにコクシジウムに感染している犬の便から排出されたコクシジウムを舐めたりして摂食する、コクシジウムの待機宿主となっている動物などを捕食するといった行為により、犬はコクシジウムに感染します。

やっかいなのは、成犬では感染していても症状が出ないこと。
発症して症状が出るのは、主に生後数ヵ月以内の子犬です。

5~7日の潜伏期間を経て、水様性の下痢が始まります。
同時に食欲が減り、元気がなくなり、体重の低下が見られるでしょう。
軽度の発熱や、粘血便が生じるケースもあります。

コクシジウムの感染が疑われて動物病院に行く際は、必ず愛犬の糞便を採って持参してください。
コクシジウム症(イソスポラ症)には、一般的にサルファ剤と呼ばれる薬物を用いて治療を行います。
完全に駆虫できるまで、数週間の投与が必要になるでしょう。

コクシジウムの寄生を予防できるワクチンはありません。
同居動物がいる場合は、食器類やトイレの消毒も積極的に行い、なるべく飼育環境を衛生的に保ちましょう。

犬のかかりやすい寄生虫⑨【トリコモナス】

トリコモナスも、細胞1個で成り立っている原虫の一種。
トリコモナスは、人の肉眼では確認できません。

トリコモナスは小腸に寄生するため、感染すると腸トリコモナス症と呼ばれます。
単独感染では、症状が出ないケースもめずらしくありません。
けれども、ジアルジアなどとの混合感染をすると、下痢の症状が現れます。
成犬では無症状であっても、抵抗力の弱い子犬では下痢による脱水症状、元気消失、栄養失調などに注意が必要です。

粘液性や血様の下痢が見られ、腸トリコモナス症やジアルジア症が疑われる場合、飼い主さんは新鮮な糞便を持参して動物病院を訪れるようにしてください。

腸トリコモナス症の治療では、駆虫薬を使ってトリコモナスを死滅させます。
ジアルジアも駆虫できる、メトロニダゾール(フラジール)といった薬を、1日2回、1週間程度続けて感染犬に投与させるのが一般的です。

トリコモナスの寄生を予防できる薬やワクチンはありません。
もし多頭飼育をしていてトリコモナスに感染した犬が出た場合は、同居犬に感染させないように、生活環境を3%台のクレゾール溶液で消毒すると、ある程度の効果が期待できます。

犬のかかりやすい寄生虫⑩【バベシア】

バベシアも、細胞1個で成り立っている原虫の一種で、バベシア類は非常に小さく、肉眼で確認することはできません。

マダニの唾液腺に存在しているバベシアは、マダニが犬を吸血する際に犬の体内に入り込みます。
赤血球に寄生してバベシアが増殖する際に、犬の赤血球が破壊されてしまうため、感染された犬には貧血や発熱の症状が現れます。

飼い主さんは、愛犬がバベシア症が原因の赤色の尿をしていることに気づくかもしれません。
貧血が進むと肝機能障害が起こり、感染犬は食欲や元気がなくなり痩せてくるでしょう。
嘔吐や下痢を起こす犬もいます。
末期症状は立ち上がれなくなるほど衰弱し、命を落とす危険性が増します。

貧血や黄疸といった臨床所見でバベシア症が疑われた場合、血液検査によって確定診断を行います。


バベシア症の治療には、ジミナゼンやイミドカルブなどの抗原虫薬を使用するのが一般的です。
けれども、これらの薬は副作用が強いので投薬には注意が必要です。
また、完全に駆虫できず、バベシア症を再発するケースも少なくありません。

バベシアの寄生を予防するワクチンはありません。
ただ、愛犬がマダニに寄生されなければ、バベシア症にかかることはありません。
そのため、最善の予防法は、マダニの寄生を防ぐ対策をしっかりと講じることです。

犬のかかりやすい寄生虫⑪【瓜実条虫(うりざねじょうちゅう)】

瓜実条虫は白色やクリーム色をしていて、体長が50cm以上になるものもいます。
頭部に持つ4個の吸盤で、寄生する動物の小腸に吸着するのも特徴のひとつ。

瓜実条虫に寄生されても、無症状の犬もめずらしくありません。
しかし、子犬や抵抗力の落ちた犬では、瓜実条虫の寄生によって下痢を起こす場合があります。

瓜実条虫は、飼い主さんが愛犬の便を見て発見する例も少なくはありません。
便の中に含まれる、白いゴマのような片節が動くのを、人の肉眼で確認できるからです。
動物病院を受診する際は、必ず愛犬の便を持参するようにしましょう。

寄生虫による感染症なので、治療には瓜実条虫の駆虫を行わなければなりません。
プラジクアンテルといった駆虫薬を用いるのが一般的です。

瓜実条虫は主にノミによって媒介されるので、ノミの感染を防ぐのが最善の予防策です。

また人も、犬と同様に、口からノミが入ることで感染します。

犬のかかりやすい寄生虫⑫【糞線虫(ふんせんちゅう)】

糞線虫は糸状の白い虫で、メスの成虫は体長約2~3mmです。
飼い主さんが愛犬の便に目を凝らしても、糞線虫は肉眼では見つけられません。

糞線虫は小腸に寄生するので、糞線虫症の主な症状は下痢です。
とくに、抵抗力の弱い子犬は、激しい下痢を起こしやすいとされます。

糞線虫は、犬の糞便をすぐに片づけていないような不衛生な飼育環境下でしばしば発見されます。
海外から日本に入ってきた犬に寄生している例や、タヌキなどが生息する地域を犬が散歩するなどといった間接的な接触によっても、感染する恐れがあります。

糞線虫の診断は、糞便の中から虫卵や幼虫を検出することで行います。

治療は、糞線虫の駆虫を主目的とした、内科治療を行います。
糞線虫を駆除できる薬には、フィラリアの薬としても知られるイベルメクチンがあり、1回の投薬では完全に死滅されられない可能性もあるので、連続した投薬や継続的な糞便検査が必要になるでしょう。

早期発見としては、自然豊かな場所を旅行で訪れた後や、まわりに糞線虫症の犬や猫がいると知った場合は、時々糞便の検査を受けて、早期の寄生発見を心掛け、早い段階で治療を開始するように努めましょう。

犬のかかりやすい寄生虫⑬【リーシュマニア症】

サンチョウバエという、蚊よりも小さな夜行性の吸血昆虫が犬や人を刺すことで、リーシュマニアは体内に寄生してリーシュマニア症を引き起こします。

リーシュマニア症の潜伏期間は、数ヵ月から数年間。
犬が発症すると、数週間から数ヵ月で死亡すると言われています。

主な症状は、食欲減退、体重減少、皮膚の脱毛や潰瘍や色素沈着、ブドウ膜炎や緑内障などの眼疾患、歩行異常、鼻血、貧出血、下痢、腎不全、リンパ節腫大です。

日本国内でリーシュマニア症の犬が確認された例は、多くありません。
発症例はいずれも、イタリアやスペインなどリーシュマニア症の発症地域から日本に入った犬でした。
リーシュマニア症の発症地域で生活していた犬を日本に入れる際は、念のため犬リーシュマニア症の症状が出ないかを観察しておくことが重要です。

もし犬リーシュマニア症を疑う症状が見られたら、すぐに動物病院を受診してください。
リーシュマニアに抗生物質は効かないため、殺リーシュマニア原虫剤を用います。

予防法としては、南米をはじめ世界はリーシュマニアワクチンの開発が進んでいますが、現在のところ、ヨーロッパのようにサシチョウバエの駆除や、刺されないようにするといった対策が中心です。

犬がかかりやすい寄生虫まとめ

犬がかかりやすい寄生虫まとめ

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犬との生活に潜む寄生虫のリスク。
かかりやすい寄生虫を把握しておけば、予防することができたり、早期に発見することも可能です。

それぞれの寄生虫に関する記事もチェックして、より具体的な症状や治療法、病院に行くときの注意点などを確認し、寄生虫から愛犬を守ってあげましょう。

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