【柴犬まとめ】性格や特徴、しつけの方法は?平均寿命や散歩量も確認!

愛らしい表情が人気の柴犬は、長い歴史を持つ犬種。警戒心が少し高めで、パーソナルスペースが必要であるなどの性格の持ち主ではありますが、それほど吠える犬種ではないので飼いやすい種とも言えます。この記事では、柴犬の特徴についてまとめてご紹介していきます。柴犬をお迎えする前に確認しておきましょう。

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【柴犬まとめ】性格や特徴、しつけの方法は?平均寿命や散歩量も確認!
出典 : pixta_37900647

柴犬の性格や特徴

柴犬の性格や特徴

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柴犬はコンパクトながらも、日本古来の猟犬ならではの性格を備えています。
勇敢で服従心が強く、独立心を持つ犬種です。

もとは屋外飼育や半屋外での生活だったため、人とべったり一緒にいるというよりある程度のパーソナルスペースも必要で、体を拘束されることが苦手。
警戒心が少し高めですが、それほど吠える犬種ではありません。

理想的なサイズは、体高がオス39.5cm、メス36.5cm。
理想体重はとくに定められてはいませんが、10kg前後の柴犬が平均的です。

柴犬の主な毛色は「赤毛」「黒毛」「胡麻毛」の3種類。
「胡麻毛」とは、赤に黒っぽい色が混じり合った毛色のことです。
すべての毛色に「裏白」と呼ばれる白色が入ります。
成長するにつれクリーム色や赤色に近くなったり、耳や尾などに赤毛が混じったりすることもあり、完全に真っ白の柴犬は少ないでしょう。

日本犬保存会の解説によると、オスはオスらしく、メスはメスらしくという性徴が外観に表れているということです。

柴犬の平均寿命、かかりやすい病気

柴犬の平均寿命、かかりやすい病気

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柴犬は長生きする犬種として知られています。

小型犬の平均寿命は14歳あまりと言われていますが、柴犬の場合は13~16歳が平均的な寿命で、なかには20歳を超える柴犬もいます。

しかし、柴犬は老犬になると認知症になる確率がほかの犬種より高いのも特徴です。
シニアになっても、なるべく散歩や遊びなどでの脳トレを心がける必要があるでしょう。

そのほかにも、柴犬は小型犬に多い膝蓋骨脱臼(パテラ)にかかるおそれがあります。
パテラの発症には遺伝的な要因が関係しているとも考えられていますが、滑る床での生活や高いところからのジャンプなどを控え、なるべく発症させないように、あるいは発症してしまっても重症化しないように心がけてください。

また、皮膚疾患が発生しやすい犬種のひとつでもあります。
とくに、食物アレルギー性皮膚炎、アトピー性皮膚炎、膿皮症などに対して注意が必要です。
愛犬が痒がっている、うんちがゆるい、皮膚に赤いブツブツができているといった様子が見られたら、獣医師に相談をしてください。

柴犬との暮らしのヒント

柴犬との暮らしのヒント

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柴犬はもともと生粋の猟犬で、少し警戒心が高めな特徴があるため、適切な社会化とトレーニングが必要です。
子犬期に犬の幼稚園に通うなどして社会性を身に着ければ、一緒に旅行に行っても、フレンドリーな柴犬として安心してほかの人や犬に接することができるでしょう。

高い運動欲求を満たすために、朝晩それぞれ最低でも30分以上は散歩してあげることも大切です。
引っ張り癖のある柴犬には、呼吸器に負担をかけないよう、首輪ではなくハーネスを使用したほうがベター。

また、春と秋に訪れる換毛期の抜け毛が多いのは、柴犬の宿命。
抜け毛対策には、1日2回のブラッシングがベストです。
スリッカーブラシとコームを使って死毛を取り除き、毛の生え変わりを促進してあげましょう。

柴犬のしつけは、いつからが最適?

柴犬のしつけは、いつからが最適?

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柴犬に限らず、愛犬のしつけの開始時期は早ければ早いほどよく、「犬が家に来た日」から始めるのが理想です。
犬の学習スピードは私たちが思っているよりも早く、目にしたもの感じたものをどんどん吸収していきます。

特に生後3週齢~12週齢の期間は犬の「社会化期」と呼ばれる期間で、情報の吸収率が高く、犬の一生の中でも重要な期間といわれています。
この犬の「社会化期」にどんな経験をするかによってその後の生活にも大きくかかわってくるのです。

この期間は短く、逃がせません。
柴犬を家に迎え入れる前から準備をしておくと良いでしょう。

柴犬の社会化期にするしつけ

柴犬の社会化期にするしつけ

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柴犬に限ったことではありませんが、犬の「社会化期」のしつけは以下のポイントを並行して教えていく必要があります。

●人間社会の刺激に慣れさせる
●トイレトレーニング
●クレート(ハウス)トレーニング
●甘噛み
●コマンドトレーニング

家に子犬を迎えることが多い生後8週齢頃~12週齢は、犬の「社会化期」の真っただ中。
日常生活の中で出会ういろいろな「音」「物」「人」「環境」などを経験させてあげる必要があります。

トイレトレーニングができる環境、噛まれて困るものを犬が届くところに置かないという環境作りをしっかりと用意してあげることも大切です。
また、クレートを自分専用の安心できる場所と教えてあげていきましょう。

さらに、「おすわり」や「待て」のような行動に対しての合図を教えるコマンドトレーニングも進めていきましょう。
とはいえ、コマンドトレーニングは犬の「社会化期」が過ぎてしまってからでも簡単に教えることができるので、焦ることなく毎日少しずつ教えるくらいで問題ありません。

柴犬の子犬・成犬・性別によるしつけの違い

柴犬の子犬・成犬・性別によるしつけの違い

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柴犬の子犬・成犬・性別によって基本的なしつけ方の違いがあるわけではありませんが、一般的に子犬と成犬で言えば子犬の方がしつけがしやすいでしょう。

成犬になるとそれまでの経験や学習が行動に大きな影響を与えるので、上書きして新しいことを教えるのには時間と根気が必要になってきます。

柴犬の性別の違いで言うと、オスの方が警戒心が強い傾向があります。
男性ホルモンによって攻撃性や縄張り意識が強く出やすいため、時期を見て去勢を検討したほうが良い場合もあります。

柴犬に起こりやすい問題行動

柴犬に起こりやすい問題行動

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犬の問題行動が生じる要因は、個体差や住環境などによっても異なりますが、犬種としての特性が出やすい部分もあります。

柴犬の場合は犬種の中で最もオオカミに近く野性味が強く残っているため、以下のような問題行動を起こすことがあります。

●散歩中に他の犬に吠える
●引っ張る
●触ろうとすると嫌がったり噛んだりする
●自分の物を守ろうとする

柴犬は警戒心が強く、人や他の犬とは適切な距離感を保ちたいという思いがあります。
そのため、過度に人から触られることを好まなかったり、散歩中に他の犬に吠えたり、餌やおもちゃ、寝床など自分の物を守る行動が出やすくなるでしょう。

しかし触られることが苦手なままであると、日々の健康管理がおろそかになり病気の発見が遅れてしまったり、病院に行っても治療がしにくく、犬にとっても大きなストレスがかかってしまいます。
そうならないためには、子犬のうちから人に触られることや健康管理などに慣らしておくことが大切です。

柴犬のしつけ&トレーニングの工夫・コツ

柴犬のしつけ&トレーニングの工夫・コツ

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犬のしつけ・トレーニングをする上で最も大事なことは「愛犬を知ること」です。
柴犬としての気質や愛犬の性格を知ることで、しつけやトレーニングの工夫をしてあげることができます。

「できなかった・失敗してしまった」ことを叱るよりも、「失敗させないための予防」と「飼い主さんにとって望ましい行動」をたくさん褒めることが大きなポイントです。

柴犬におすすめできるしつけやトレーニングのグッズには「引っ張り防止用のハーネス」「コング」「フードポーチ」「ロングリード」が挙げられます。
逆におすすめできないグッズは「電気の流れる首輪」や「チョークチェーン」などの首が締まるタイプの首輪です。

しつけ・トレーニンググッズとして見聞きすることがあるかと思いますが、使い方を間違えると効果が得られないだけでなく、犬に大きな怪我をさせてしまう危険性もありますし、飼い主さんと愛犬との絆が崩れてしまうことにもつながりかねません。

柴犬の散歩は、いつからが最適?

柴犬の散歩は、いつからが最適?

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柴犬は、古くは山の中を駆け回って獲物を仕留める猟犬としても活躍していたそう。
猟犬として活躍していた柴犬は、今でもそのDNAを受け継いでいます。

俊敏な身のこなしと活発な性格の持ち主であるため、運動量も豊富。
駆け回るのが好きな子が多いので、しっかりと運動させてあげる必要があります。

しかし、柴犬を子犬として迎えてすぐに散歩に出かけるのはおすすめできません。
散歩をスタートさせるのは、ワクチン接種から2週間ほど経ってからがよいでしょう。
ワクチン接種をしていない状態で柴犬を散歩に連れていってしまうと、感染症にかかってしまうおそれがあります。

とはいえ、柴犬は4ヶ月以降になると「若齢期」と呼ばれる時期に入るので、生後3ヶ月目くらいまでには散歩をスタートさせてあげたいところです。

柴犬に必要な散歩の量や時間帯

柴犬に必要な散歩の量や時間帯

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子犬のときなら、そこまで長い時間散歩させる必要はありません。
小さい頃は体力も少なめで、成犬に比べて免疫力も低いため、自宅の周辺を軽く散歩する程度で問題ないでしょう。

生後約10ヶ月を超え成犬になると、柴犬の体重が8kgなら8kmの散歩という具合に、体重と同じ距離の散歩量が目安になります。

しかし、散歩は「量」より「質」が大切。

例えば1回30分程度の散歩を朝と夜に1回ずつ、計1時間ほど連れて行ってみましょう。
散歩から戻ってきた時に落ち着いている様子であれば散歩に満足していますが、まだ体を動かし足りないようなそわそわした動作をみせるようなら、もう少し散歩をしたいというサインかもしれません。

散歩の時間帯にこれといった決まりはないので、ライフスタイルに合わせましょう。
ただし、夏場だと早朝や日が落ちてからの方が涼しいですし、冬場は日差しがある時間帯の方が快適に散歩できるためおすすめです。

柴犬を上手にリードするためのコツ

柴犬を上手にリードするためのコツ

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上手に柴犬をリードするには、リーダーウォークの練習が必要です。
リーダーウォークとは、犬が飼い主と適度な距離を保って、つかず離れずの距離を寄り添い歩くこと。
飼い主さんとの明確な主従関係を確立できるため、犬がグイグイとリードを引っ張って歩くようなこともなくなるでしょう。

リーダーウォークは室内でもトレーニングできます。
実際に首輪やハーネス、リードをつけた状態で部屋の中を散歩してみてください。
このとき、リードは少し短めに持つのがポイントです。

飼い主さんの動きに合わせて動く、止まるといったことができるまで繰り返しトレーニングしましょう。
上手にできたら、思い切り褒めてあげることも忘れずに!

柴犬の散歩の注意点

柴犬の散歩の注意点

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愛犬を散歩させるにあたって、排泄物をきちんと持ち帰るのは最低限のマナーです。
そのため、散歩に出かけるときはペットシーツや水の入ったペットボトル、ウンチ袋などを持っていきましょう。

また、子犬のときは何にでも興味を示してしまいますし、道に落ちているものを口に入れてしまうこともあります。
愛犬から目を離さないようにしてください。

犬同士もコミュニケーションをとりたがるようであれば、積極的にほかの犬とのコミュニケーションを経験させてあげましょう。
まずは飼い主さんに挨拶をして、犬同士を遊ばせてもよいかどうかを聞いてからになりますが、ほかの犬と接することで社交性が育ちますよ。

柴犬のまとめ

柴犬のまとめ

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日本犬の中でも特に長い歴史を持つ犬種として知られる柴犬は、とても可愛らしい表情が世界中で人気の犬種です。
しかし柴犬特有の性格や特徴もあるため、可愛いからという理由だけで飼育するのはNG。

ここでご紹介した柴犬の特徴や関連記事をチェックして、柴犬と幸せな暮らしができるように準備をしていきましょう。

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