【長崎】港町の歴史と旅情を満喫。愛犬旅におすすめの観光スポット3選

江戸時代、幕府公認であり日本唯一の国際貿易港を持っていた港町・長崎。こうした歴史的背景から、長崎は今でも異国情緒にあふれ、訪れる人々を魅了してやみません。今回は、長崎市内に数ある人気の観光スポットの中から、愛犬とともに出掛けることができるおすすめスポットを紹介。長崎の魅力を家族そろって堪能してみませんか?

【長崎】港町の歴史と旅情を満喫。愛犬旅におすすめの観光スポット3選

1.世界遺産を擁する「グラバー園」で異国情緒を満喫

重要文化財・旧リンガー住宅前のベンチでひと休み

重要文化財・旧リンガー住宅前のベンチでひと休み。ここからは長崎市の町や海が一望できる

150年以上前の居留地時代にこの地に建築された3つの住宅と、長崎市内に点在していた6つの建物を移築復元した「グラバー園」は、長崎屈指の観光名所として親しまれています。

中でも見どころは、旧グラバー住宅、旧リンガー住宅、旧オルト住宅で、いずれも国指定の重要文化財。
往時をしのばせる建築様式は、明治時代の日本を、そして長崎を知る上で欠かせない貴重な建物です。

旧オルト住宅前の美しい花壇が彩る小道

旧オルト住宅前の美しい花壇が彩る小道は、愛犬との散策にうってつけ

建物はすべて貴重な文化財のため犬を建物内に入れることはできませんが、園内を一緒に散策することができるので、長崎に来たらぜひ、グラバー園に足を運びましょう。

1859年、鎖国が解かれると同時に長崎にやってきたトーマス・ブレーク・グラバーは、まだ21歳という若さでありながら商人として活躍。ヨーロッパの産業文化をもたらし、日本が近代国家となる礎を築きました。

グラバー園に残る建物を巡りながら、往時、彼らが見たであろう長崎の街を想い浮かべる…そんなロマンチックな散策が楽しめるのも、グラバー園ならではの楽しみ方でしょう。

※世界遺産に指定されている旧グラバー住宅は、現在50年ぶりの保存修理工事が行われており、2021年10月末頃工事が完成予定。一般公開予定は時期未定となっています。

長崎港を眺める絶景や、ハートストーンを巡る散策へ

園内の高台からは活力に溢れる長崎の街を眺めることができる

グラバー園の中で最も高台に位置する「旧三菱第2ドックハウス」の前にある庭園からは、長崎市のランドマーク的存在である「稲佐山」や長崎港、長崎湾に面して広がる造船ドックなど、令和の今なお活力に溢れる長崎の街を眺めることができます。

園内にはハートストーンが2ヶ所設置されている

園内にはハートストーンが2ヶ所設置されている。園内マップを手に探してみよう

また、園内にある石畳の道には「ハートストーン」と呼ばれる石が埋められていて、パワースポットとして人気を集めています。

「カップルでこの石に手を重ねると幸せになれる」「ハートストーンに触れて願い事をすれば、恋が叶う」と言われているので、ぜひ、ハートストーンを探し出し、この上で愛犬と手と手を重ね、家族の絆を深めてみてください。

<DATA> グラバー園

【住所】〒850-0931 長崎県長崎市南山手町8-1
【電話】095-822-8223
【営業時間】8:00~18:00(入園受付は17:40)
【定休日】なし
【ペット同伴時の注意事項】リードを付け、マーキングをした場合は水をかけて洗い流すこと/小~大型犬まで入園可/園内の建物の中にはペットの入室は不可
【公式HP】http://www.glover-garden.jp/

2.長崎の人気カフェを愛犬と楽しむ「Delicious Restaurant Attic」

Delicious Restaurant Attic(デリシャスレストラン アティック)

長崎港ターミナルの南、長崎出島ワーフにある「Delicious Restaurant Attic(デリシャスレストラン アティック)」は、こだわりのコーヒーとともに、美味しいナポリピッツァや長崎名物トルコライスがいただけるカフェレストラン。

コーヒー伝来の地である出島から、日本へ、そして世界へ。
コーヒー文化を発信したいと願うオーナーさんが厳選したスペシャルティコーヒーは、長崎はもとより、日本各地のコーヒー通から注目を集めています。

太陽の日差しがたっぷりと届くテラス席

太陽の日差しがたっぷりと届くテラス席で、愛犬同伴で食事を楽しむことができますので、愛犬との長崎観光の際の休憩スポットとして、活用しない手はありません。

見渡すことができるのは、おしゃれなボートが並ぶマリーナや稲佐山、世界遺産に登録された三菱長崎造船所の「ジャイアント・カンチレバークレーン」など。
眺望を楽しみながらホッとひと息ついていきましょう。

長崎に由来する偉人を描いたカプチーノ

観光客から人気が高いのは、長崎に由来する偉人を描いたカプチーノ(各・418円/税込)。
坂本龍馬や岩崎弥太郎、グラバーなど、幕末~明治初期に活躍した偉人たちの顔が、カップの上で揺らめきます。

このカプチーノは、NHKの大河ドラマ「龍馬伝」が放映された際、一緒に長崎を盛り上げようとオーナーが考案したもの。
長崎出島ワーフをぐるりと一周するほど並ばないと飲めないほど人気を集めたこともあり、ドラマが終わって数年が経つ今でも、観光客の多くがこちらをオーダーするといいます。

本場ナポリから輸入した窯で仕上げる絶品ピッツァ

540度の高温で焼き上げる

540度の高温で焼き上げるから、ナポリピッツァ特有のカリッ・モチッが実現

食事をするなら、ピッツァの本場・イタリアのナポリから輸入した窯で焼き上げる、カリッ、モチッとした食感と、ほんのり焦げて香ばしく香るコルニチョーネ(額縁と呼ばれる、ピッツァの耳部分)が美味しいピッツァがおすすめ。

シンプルなマルゲリータをはじめ、蒸し鶏とじゃがいもが載ったビスマルクピッツァや、生ハムと野菜をたっぷりと載せて焼き上げるAtticデリシャスピッツァなど、ピッツァメニューは全8種。

どれにしようか迷ったときは、ぜひ、デリシャスピッツァを試してみてはいかがでしょう。

Atticではこのトルコライスを自己流にアレンジ

<右奥>人気のマルゲリータSサイズ968円、Lサイズ1,408円
<左奥>AtticデリシャスピッツァSサイズ1,045円、Lサイズ1,518円
<手前>ボリューム抜群のAtticトルコライス880円(トルコライスはランチ時〜15:00の価格。15:00〜は1,375円/いずれも税込)

お腹がペコペコならば、ぜひ頼んでほしいのが”大人のお子様ランチ”とも称される、長崎のご当地グルメ、トルコライス。

トンカツ、ピラフ、スパゲッティがひとつの皿に盛られているのが特徴で、男性客の多くがこちらをオーダーするとのこと。

Atticではこのトルコライスを自己流にアレンジしているので、トルコライスの食べ歩きをし、他店と比べてみてもいいでしょう。

<DATA> Delicious Restaurant Attic

【住所】〒850-0862 長崎県長崎市出島町1-1 長崎出島ワーフ1F美術館側
【電話】095-820-2366
【営業時間】11:00~22:00(L.O.)
【定休日】なし
【ペット同伴時の注意事項】テラス席のみペット同伴可
【公式HP】http://attic-coffee.com/attic

3.夜景にドッグラン!欲張りに楽しめる「稲佐山公園」

長崎市のランドマークとして人気を集める稲佐山

Skylight / PIXTA(ピクスタ)

長崎市のランドマークとして人気を集める稲佐山の山頂に広がる「稲佐山公園」は、夜景が人気の稲佐山展望台をはじめ、野外音楽堂、遊具・噴水広場を擁するレジャースポット。

公園内には広いドッグランが整備され、長崎市近郊の愛犬家たちの憩いの場になっています。

ドッグランは、大型犬もOKのフリーゾーンと、小型・中型犬ゾーンのふたつ。
いずれも天然芝が敷かれ、トンネルやハードル、スラロームホームなどのアジリティが用意されており、無料で利用することができます。

稲佐山公園ドッグラン

使用は登録制ですが、稲佐山公園のwebサイト上からダウンロードできる「稲佐山公園ドッグラン利用登録申請書」をあらかじめ用意しておき、必要書類とあわせて稲佐山公園管理事務所に提出すれば、旅行当日でも利用することができます。
愛犬との旅の合間に立ち寄って、思いっきり走らせ、ストレスを解消してあげましょう。

世界新三大夜景に認定された美しい夜景

展望台があるのは、東京タワーと同じ標高333mの高さにある稲佐山山頂

展望台があるのは、東京タワーと同じ標高333mの高さにある稲佐山山頂。長崎市内全体を見渡すことができる

稲佐山に来たら絶対に見てほしいのは、2012年に開催された「夜景サミット2012 in長崎」において香港やモナコと共に「世界新三大夜景」に選ばれた、長崎市内の夜景です。

平成23年にリニューアルされた「稲佐山展望台」の屋上にのぼれば、360度の美しいパノラマ夜景を見渡すことができます。

「1,000万ドルの価値がある」と絶賛された美しい夜景

海から吹き上げられた風が強いので、秋~春に出掛ける際は防寒着を忘れずに

展望台の屋上まで続くスロープは、愛犬を歩かせたまま登ることができます。

「1,000万ドルの価値がある」と絶賛された美しい夜景を、愛しい家族と一緒に楽しんでみてください。

<DATA> 稲佐山公園

【住所】〒852-8012 長崎県長崎市淵町407-6(稲佐山公園管理事務所)
【電話】095-861-7742
【営業時間】ドッグランの利用は日の出~日没まで。
【定休日】なし(ただし、荒天時やイベント時は休園)
【ペット同伴時の注意事項】「稲佐山公園ドッグラン利用登録申請書」と必要書類を持参し、稲佐山公園管理事務所に提出すること
【公式HP】https://www.inasayama.com/

おわりに

歴史に自然に魅力いっぱいの長崎市

歴史に自然に魅力いっぱいの長崎市は、実は九州屈指のドッグフレンドリータウン。

「グラバー園」で歴史を学び、「アティック」で食文化に触れ、「稲佐山公園」でリフレッシュ&絶景を楽しむ。
そんな欲張り旅を味わってみてください。

なお、マーキングした際に流す水やエチケット袋など、愛犬用のマナーアイテムは忘れずに。
きれいな街を守りながら、愛犬との観光を楽しみましょう。

ライタープロフィール

わぐり めぐみ Megumi Waguri

わぐり めぐみ Megumi Waguri

【経歴】 1970年生まれ、東京都出身。相模女子大学短期大学部国文科卒。編プロ勤務を経て、23歳でフリーランスのライター・作家として独立。ストリートカルチャーからインタビュー、ゲームシナリオ、CDドラマシナリオ、美容、不妊治療などジャンルを問わず様々な媒体で執筆。著書に愛犬との別れを記した「そして、ありがとう… ―犬とわたしの12の涙―」、夫との日常を赤裸々に描いた「毎日がグチLove B型妻 VS A型夫」等がある。 【執筆歴】 雑誌=美容系フリーマガジン『AI creative』、愛犬とのお出掛けをサポートする『ワンコとトキメキ旅行』、20代女性の応援マガジン『小悪魔ageha』、男性向けヘア雑誌『メンズヘアカタログ』、妊娠したい女性向け情報誌『妊活Style』他。 web=ヘアスタイルのトレンドを発信する『HAIR』、情報NEWS系『All About NEWS』、ライフスタイルweb『Hint-Pot』、ぽっちゃりメンズ向けサイト『Mr.Babe』、大人男女の食を応援する『東京カレンダー』他。企業系オウンドメディアも多数手がける。 【愛犬歴】 人生のほとんどの時間を犬との暮らしに費やし、それ以外の時間でハムスター、うさぎ、インコとの生活を経験。現在は、ブリーダーからカニンヘンだと言われたが、明らかにスタンダードサイズとなったダックスフントの草太(オス)と、枕を奪い合う日々。 【趣味】 旅、宝探し、愛犬との昼寝。そして少々の酒と肴。

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